法をもって師とすれば、修煉は軽やかで楽しくなる(二)
文/中国の大法弟子
(明慧日本)
二、正々堂々と真相を伝え、衆生を救い済度する
息子が幼稚園に通い始めてから、私は息子の先生たちに真相を伝え、三退を勧めました。ある時、先生たちを救うために、自分からお金を出して食事に誘ったりしました。その中で、中学校のある先生のご主人が牢獄の工作人員であり、話をする中で、その先生のご主人が女子労働教養所の責任者と仲が良いことが分かりました。私はその先生のご主人を通して、女子労働教養所の責任者と接触しようと思いました。そのことによってより深く、すべての労働教養所の職員たちに真相を伝え、職員たちを救うと共に、労働教養所で迫害されている同修たちのためにもっとゆったりとした環境を与え、同修たちの圧力を減らすことができるのです。
ある日、私はその先生の家に行って先生のご主人を訪ねました。その先生のご主人は、私が自転車に乗って来たのを見て、冗談で「大物裁判官がなぜ車輪が4個あるものを運転せずに、自転車で来たのですか?」と言いました。私も笑いながら「車輪が4個あるものは出費が多過ぎるので、維持しにくいのです」と答えました。すると、先生のご主人は「あなた達のような仕事をしていて、自動車を維持できないことはないでしょう」と言いました。私の顔から笑顔は消え、まじめに次のように話しました。「それは、共産党の官僚がすることです。共産党の官僚は贈収賄、汚職行為そして公金を私物化することを仕事としています。私は『真善忍』を修める修煉者です。師父は私達に『何事においても、まず他人のことを思い、他人を優先して自分を後にし、無私無我の良い人になる』よう教えられました。私は『転法輪』を手にしたその時から、私的な事であれ、公務であれ、一回も賄賂を受けたことも、賄賂を贈ったこともなく、自分と家族のため、公務にかこつけて私腹をこやしたことは全くなかった、と正々堂々と言えます」
私の話を聞いた先生のご主人は、「あなたが他人のために何かをしたら、お金をもらうことはとても正常で、とても公平です」と言いました。私は「人は鶏に卵を産ませるために米を与え、犬に留守番させるために骨を与えます。私に何かをさせるために賄賂をくれると、私は自分に対する侮辱だと思います。共産党の無神論によって、人々は『善悪には応報がある』という理を信じなくなり、社会の道徳が急速に滑落し、政治は腐敗し、民衆は純粋さを失いました。官僚たちは汚職して賄賂を受け取り、人々は盗んだり強奪したりして、この社会は暗黒の状態になってしまいました。法輪大法だけが本当の浄土です! 遠くありません、社会が良くなる時期は遠くありません」私の言葉を聞いて、その場の人達はみな感服した表情でした。後でその先生のご主人は、中国共産党の組織から脱退したばかりではなく、何かあった時、自分を訪ねれば助けてあげようと言ってくれました。
中国共産党のメディアが師父と大法を汚すことを聞いた時から、私の口は休んだことがないと言えます。その時、真相を伝えることは何であるかも知らず、師父が侮辱を受けていることを認めてはならず、「真善忍」を実践する良い人になるのは間違いがない、ということしか分かりませんでした。人々にメディアの言っていることはすべてがデマであることを伝えようとしました。
2000年10月、私は不当に捕まえられました。当時、私は顔をあげて胸をはって留置場に歩いて入り、すべての質問に答えることを拒否し、その人達に厳粛に告げました。「『真善忍』を修煉することは罪ではありません。良い人を迫害しているあなた達こそ、本当に罪を犯しているのです」 所長は拳銃を取り出して私に向けながら「続けて言ったら、お前を銃殺する」と言いました。私は一歩近づき、自分の首を指しながら「いいです。銃殺しなさい。ここに向けて発砲しなさい」と言いました。所長は直ちに驚いて拳銃を放し、顔色まで変わりました。
私は不当に捕まり、留置場に入れられました。一般の受刑者(法輪功修煉者ではない受刑者を指す)は小さなトラブルで大喧嘩したり、お互いに殴り合ったりしていました。
私は、彼女たちに大法の教えを話して聞かせました。私は自分の暗記した法を読んで聞かせました。また彼女たちに煉功の5セット動作を教えました。しばらくすると、彼女たちはお互いに相手を許したり、小さなトラブルを許したりするようになりました。皆は家族のようになりました。
当時、一人の女性が喧嘩をして15日間の拘留処分で入ってきました。釈放の時、彼女は留置場の担当警官に最後の「晩餐(夕食)」を求めました。離れる時は泣いていました。留置場の職員は「ここで長年働いて、こんな光景を初めて見た」と呟きました。この職員は私を自分の事務室に呼んで「受刑者だけに話すのではなくて、我々にも法輪功を教えてよ。煉功も教えて」と言いました。もちろん、私は彼らに法輪功を教え、煉功動作も教えました。しばらくすると、彼らは私を隣の部屋に移動させ、私に『転法輪』を渡してくれ、煉功と学法を許してくれました。
ある日、留置場で購入した牛乳は賞味期限切れのものでした。私は担当の警官に、「この牛乳は期限切れで変質したものです。全部新しいものに変えてほしいです。もし、私が間違ったら全部私が支払います」と訴え、受刑者たちには新鮮な牛乳が配られました。すると、男性監禁室から「法輪功バンザイ!」と叫ぶ声が聞こえました。その時、女子監禁室からも法輪功バンザイと叫ぶ声が聞こえました。
留置場から家に戻った後、私はまず二つのことをしました。一つは職場の責任者に会って脱党を公開することでした。それ以後、私は党費を払わず、中国共産党の組織活動に一切参加しませんでした。もう一つは、不当にゆすり取られた5000元を返してもらうことでした。私は「私は罪を犯したことはない。強制連行されたのです。なぜお金を出さなければならないのでしょうか? 必ず返してもらい、その人達が大法に対して罪を犯すことを防ぐべきです」と思いました。それで県の公安局をはじめ、政治法律委員会、県の人民代表大会常務委員会、県の政治協会などを探して行きました。どの機関に行っても、私はいつも主管責任者を探し、法輪功は人々に「真善忍」を実践する良い人になるよう教えていると伝え、メディアはデマを流しており、法輪功を迫害することこそ本当の罪である、と話しました。私は最後に、「この5000元のため、私は今回しか来ません。半月以内に返してくれなければ、私は『法輪大法は素晴らしい』、『真善忍は素晴らしい』という旗を持って北京に陳情に行くばかりではなく、私はあなた達を起訴します」と言いました。その結果、10日も経たないうちに、お金は私の手元に戻りました。お金を返してもらうことを通して、県の多くの部門を一回りして、責任者たちが真相を知るようになり、我が県の同修たちが後で真相を伝え、人々を救い済度する時、比較的ゆったりした環境がある面で一定の作用を起こしました。
「7.20」以後、街でも、酒場でも、裁判所でも、近隣の人達にも、そして「610弁公室」でも、政治法律委員会でも、人民代表大会常務委員会でも、政治協会でも、公安局で、留置場でも、村や町でも、私は至る所で、いつも真相をはっきりと伝え、資料を渡しました。一度、私は「610弁公室」の主任に真相を話しました。主任は「おまえはいつも『法輪功は素晴らしい、共産党は悪い』と言う。おまえの上司に、お金を持っておまえを省の洗脳班に行かせるぞ」と言ってきました。私はその主任に「あなたは私の頭に何が入っているかを知っていますか?」と聞きました。主任は沈黙していました。私は、「私の頭には『真善忍』でいっぱいです。あなたは私を洗脳して何に変えるのですか?」と言い、続けてその主任に法輪功の真相を系統的に伝え、「善悪には応報がある」という事を話してました。
後に、その主任と私は友人になり、その主任は「610弁公室」を離れ、今は私の上司になりました。この間、その上司は、車を運転して私と一緒に村に行ってある案件の処理を行い、村の党支部書記を探して助けを求めました。仕事が終わった後、私は真相資料とDVDを村の党支部書記にあげました。上司は少し機嫌が悪くなり、自分の面前で真相資料を渡して、上司自身の政治の前途に影響を与えるのではないか、と心配しました。私は「あなたは毎日、私の師父に守ってほしいと願っていながら、私がここで人を救い済度することに対してむしろ機嫌が悪くなります。これから保護されませんよ」と言いました。上司は笑いながら「自由にしてください」と言いました。上司はすでに脱党しました。
職場で、ひいては社会でも、私の法輪功修煉者という身分は明らかです。もちろん、真相を伝えることも公にしています。職場の人達は上から下までほぼみんなが「三退」をしました。一度、副院長が私のオフィスに来たとき、同僚は副院長に冗談で「◯◯院長、私達はみな◯◯裁判長(私のこと)のここに登記しました。あなたは登記しましたか?」と聞きました。副院長は理解不能な顔で「何を登記しますか?」と聞きました。私は副院長に真相を伝えると、副院長は「三退」をしました。
(明慧ネット第7回中国大陸大法弟子ネット法会)
(続く)
2010年12月14日
(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2010/12/6/121811.html)
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