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吉林省:法輪功修煉者の妻、夫への一連の迫害にショックを受け意識不明

(明慧日本)吉林省ヨ樹市の国保(国家安全保衛)大隊・范紅凱大隊長、警官・石海林、李笑、斉力、韓越廷らは2010年11月15日、法輪功修煉者・馬長青さんの家に侵入した。令状の提示もなく、家族の反対を無視し、家の物をさんざん散らかし、33500元の現金を含め一部の家財まで没収した。また、馬さんが留置場まで強制連行された後、妻はこれらの迫害にショックを受けて突然、脳出血で意識を失った。 
 
 情報によると当日、上記の警官らは銀行からおろしてきた馬さんのお金を狙って、馬さんが法輪功を学んでいるという理由で、馬さんの家に侵入して金銭などをゆすり取ったという。
 
 馬さんは1996年に法輪功を修煉するまでは、仕事で脊髄を損傷していたが、修煉後、10数年の半身不随が治療もせずに治った。しかし、法輪功を学んでいるという理由で連行された馬さんは一家の生計の柱であり、不当拘禁を強いられ、自宅の不当捜索や金銭の恐喝、嫌がらせなどにショックを受けた馬さんの家族は、皆でビクビクして過ごす日々から重度のプレッシャーを感じ、結局、全員が精神的に不安定になった。
 
 馬さんは11日間拘禁された後、裁判もなく長春市朝陽溝労働教養所へ移送されたが、入所時の健康診断で健康の悪化を指摘され、入所拒否となり家へ帰された。そこで、馬さんは公安局へ行き、それ以前に没収された33500元を返すよう求めた。しかし、そのほとんどがすでに着服され、残りの17000元しか返金されなかった。
 
 それによって、馬さんの妻は涙をながし、怒りもおさえきれず、さらに精神的な苦痛の限界に達したため体調が崩れ、急に脳出血を発症して、10数日間も意識を失った。
 
 その後、馬さんは再び公安局へ行き、妻の医療費のために没収されていた残りの金銭を返すよう求めたが、大隊長の范紅凱はその残りを全額上納したので返すことができないと答えた。
 
 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 
 
2011年01月06日

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