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甘粛省:不当拘禁中の法輪功修煉者、面会も許されず(写真)

(明慧日本)北京在住の法輪功修煉者・曹東さんは甘粛省の天水刑務所に拘禁されている。2010年8月から現在まで、曹東さんから家族への連絡はない。8月から10月までの3カ月間、家族は曹東さんに生活費を郵送したが、受け取ったかどうかまったく分からない。11月に家族が刑務所の責任者に電話をして、曹東さんの安否を聞いたが、責任者は「曹東は元気だ。そろそろ釈放する」としか言わず、曹東さんの具体的な状況は話さなかった。 
 
曹東さん夫婦

 曹東さんの実家は甘粛省慶陽市で、北京外国語大学を卒業後、北京の旅行会社に就職した。曹東さんは拘禁されている妻の法輪功修煉者・楊小晶さんを救い出すために、2006年5月21日、欧州議会副議長のエドワード・マクミラン・スコット氏と会見し、曹東さん自身や楊小晶さん及び他の法輪功修煉者の迫害の体験を話した。しかし、会見してからわずか2時間後、北京の私服警官に連行され、不当に3カ月間拘禁された。
 
 2007年2月8日、曹東さんは甘粛省の裁判所で不当に5年の刑を言い渡され、同省の天水刑務所に拘禁された。妻・楊小晶さんは長期にわたり、何度も労働教養を強いられ、2009年10月1日に死亡した。結婚して8年間、2人はともに長期的に迫害を受け、一緒に暮らした期間は1カ月もなかった。
 
 現在、家族は曹東さんから5カ月間も連絡がなく、とても心配している。最近、両親は曹東さんへの迫害を心配し、心身ともにショックを受け、健康状況も悪くなった。
 
 天水刑務所は、曹東さんの家族との面会、連絡をする権利を奪い、家族が情報を得る権利をも奪っている。これは法の執行者による、深刻な犯罪行為である。人権を踏みにじる刑務所で、曹東さんは残酷な迫害を受けていると想像できる。 

(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
 
2011年01月10日

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