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甘粛省:法輪功修煉者が受けている迫害

(明慧日本)「真・善・忍」の教えに従って法輪功を修煉しているという理由で、甘粛省の法輪功修煉者・張彩鳳さんが警察に連行され、拘禁され、精神的・肉体的な迫害を受けている。

 張彩鳳さん(47歳女性)は甘粛省天水市甘谷県新興鎮に在住。張さんは1998年7月、法輪功を修煉し始めてから、ずっと苦しんでいた心臓病、鼻炎などの持病が全快し、性格も明るくかっ達になり、生活に希望を取り戻した。

 張さんは、いつも「真・善・忍」の教えに従い、両親や他人との仲も睦まじくなった。昔から互いに恨みを持っていた親戚にも積極的に話しかけた。

 親戚たちは張さんの善なる行為に感動し、張さんに対する態度が変わり、しかも、法輪大法は本当に素晴らしいと思うようになった。

 前国家主席・江沢民は1999年7.20、法輪功修煉者に対する迫害を引き起こした。2000年12月29日、張さんと姉の張彩琴さんなどの法輪功修煉者が北京へ陳情に行った。しかし、天安門広場で警察に蹴られ、天安門派出所まで強制連行された。その後、北京宣武警察分局留置場で警察に服を抜がされ、下着をハサミで切られ、やむなく手で隠しながら歩いている。

 北京の冬はとても寒い。警察は、氏名と住所を言わない法輪功修煉者をトイレに拘禁し凍えさせる。張さんの襟から奥まで水を注ぎ、その後、頭を酷く殴ったため、膨らんだ。宣武留置場で拘禁された37日間、毎日の食事はとうもろこし粉で作ったふかしパン(100gしかない)一つだけで、ほとんど毎日警察の尋問を受けた。さらに、法輪功修煉者は李洪志先生の写真を踏むことを強要され、汚い言葉で中傷される。張さんは、3人の警察が法輪功修煉者・黄元義さんに李先生の写真を踏ませ、2人が黄元義さんを押さえつけ、1人が黄さんのヒゲを燃やしているのを目のあたりにした。

 2001年1月、張さんは北京の宣武留置場から甘粛天水の北京事務所の地下3階に移され、そこで、張さんは便器の中の水を飲ませられた。地元の警察が迎えに来る時、宿泊費や、食事費などすべて張さんの夫に出させ、しかも、甘粛省の甘谷留置場で1カ月拘禁され、200元をゆすり取られて釈放された。

 張さんは甘谷留置場から釈放されてから、警察は張さんに「保証」を書かせ、地元のテレビで公開しようとした。しかも、家族から圧力をかけられ、殴られたりしたため、やむなく張さんは故郷を離れて出稼ぎに行った。

 毎年の敏感日になると、甘谷県の623弁公室(610弁公室と同じ、1999年6月23日成立)の警官は、張さんの家族にを電話かけ、張さんの行き先を聞き出している。

 甘谷公安局の警官と新興鎮政府の職員は、張さんの家に4回も家宅捜査に行き、王琴淑さんを派出所まで連行して恐喝し、夜になって釈放した。

 2010年8月13日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/8/5/227969.html

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