全体に協力する中で共に向上する(二)
文/遼寧省の大法弟子
(明慧日本)
(3)衆生を救い済度するプロジェクトに参加する
昔の同修を探して見つけることは、私の地区の衆生を救い済度する仕事の中の一つです。私はこの仕事に参加しました。初春、協調人のCさんは私と一緒に数十キロ離れた北部の山の町村へ、昔の同修の状況を調べに行きました。私たちは数人の病業の中にいる同修、また監禁から帰ってきた同修を訪ね、彼らと一緒に学法し、切磋琢磨して交流し、同時にCさんは彼らのパソコンの技術問題も解決しました。町村の同修たちは皆、昔の同修を呼び戻すことに自信を持って着実に行なうことにしました。
夏に、私はオートバイに乗って三つの町村に行きました。ある町は30キロ以上離れていました。私は地元の2人の協調人と一緒に昔の同修の家を訪ねました。その同修は「わざわざオートバイで数十キロも遠くから来てくれたのですね。私は新たに修煉を始めます」と言いました。
全体の大法の仕事に協力したことを通して、私は次のように認識しました。私たちは人心を放下し、着実に師父に要求されたことを行えば、なんの困難にも遮られません。皆さんが協力し合って力を合わせれば、どんなこともしっかりできます。
2.村の学法グループ
春の終わりに、私たちは故郷に戻り、故郷の同修と一緒に三つのことをしっかり行ないました。
(1)法に基づき、学法のときに現れた問題を解決した
全体の学法と交流を強めるため、同修たちは毎月の旧暦1日を全体の学法日に決めました。
去年の春、全体学法についてある2人の同修が他の同修と意見が違ったため中止になりました。私は同修Aさんと話し合い、常人の手段を使って問題を解決しようとしましたが、同修Fさんは師父の法に基づき、内に向けて探すことを勧めました。しばらくしてその問題が解決されました。その2人の同修も学法を通し、特に師父の『感慨』、『更なる精進を』という新経文を勉強して励まされ、2人の新しい学習者を連れて学法と煉功をして学法グループを一つ増やし、比して学び、比して修め、師父の正法過程にしっかりついていきました。
(2)全体の協力で「病業」の幻想が現われている同修を助ける
ある年配の女性同修は大法に入るとき、心臓冠状動脈の病気を持っていました。慈悲で偉大なる師父の加護の下で、彼女は一つ一つの難関を乗り越えました。2年後、皮膚病が現われ、また慈悲なる師父の浄化の下で消えました。師父は彼女の悟性を心配し、窓側に巻きついている小さい蛇を見せられました。
去年、この同修は3つ目の難関である糖尿病が現れました。苦痛の中で彼女の悟性が弱くなり、家族もあちこちへ薬を探しに行きました。今年の夏、ひどく痩せたこの同修は病院に末期の肺がんと診断されました。
ある日の夜7時、7人の同修はこの同修の家に集まり、彼女と一緒に学法し、正念を発しました。翌日から皆、順番でこの同修と学法し、約1週間続けました。その後、皆は各自の家でこの同修のため正念を発しました。同修たちは師父のおっしゃった「皆で協力し合いながら、一つのプロジェクトを完成させ、皆が同じプロジェクトに参加する必要があります」(『更なる精進を』)のように、やるべきことをやりました。
しかし、助けられた同修自身が学法をしっかりできなければ、また家族も積極的に協力しなければ、効果が得られません。まさに師父の教えられた通りです。「もしあなたが病気のことばかり考えるその心を捨てられないのなら、われわれは何もしてあげられないし、どうすることもできないということを強調しておきます」(『転法輪』)
二、協力の中で衆生を救い済度する
師父の新経文『更なる精進を』は、私たちに衆生を救い済度する形勢が非常に厳しく、時間が非常に緊迫していることを告げました。私たちは師父のおっしゃったことをしっかり聞き、時間を無駄にせず、あらゆる面から衆生を救い済度しなければなりません。
1.市の立つ日に真相を伝える
毎回の市の立つ日(市場)に、私はある同修と一緒に家を出て大きな市場に行きました。私は人に話し、同修はDVDと資料を配りました。数年来、三退を表明した人は数え切れません。
2.時機を失わずに衆生を救い済度する
大法のプロジェクトは、私の衆生を救い済度する道を広めました。路上やバスの中、駅、広場などで、私は世人に真相を伝えました。
ある日、私は二つの袋に入った真相資料を持って乗車しました。席に座ってから、隣にいる2人に話しかけ、周りの人々にも聞こえるよう声を大きくし、出稼ぎ労働者の苦労、社会現状、中共の腐敗、道徳の下落、信仰、法輪功、邪党の迫害、自然災害、三退、海外で審判された中共の高官などを順調に話し、「修は己にありて、功は師にあり」(『転法輪』)のすばらしさを実感できました。
この2人は三退を表明し、他の乗客も真剣に聞き、議論しました。ある乗客は「話を聞くと、10年の勉強にも勝ります」と言いました。このコメントを聞いて私は、歓喜心は生じませんでしたが、世人が真相を知ったことにほっとしました。ある中共の党員で60代の女性客は積極的に声を掛けてくれ、知りたいことを聞いて三退を表明しました。下車する際、彼女は他の乗客に「このお爺さんの体はなんと元気なのでしょう」と言いました。私は自分の元気な体が大法を実証できたことがたいへん嬉しかったです。
私が重い資料袋を持ち上げて下車するとき、ある若い女性は地下通りに出るまで助けてくれました。私は彼女に三退の話をした後、彼女は喜んで三退を表明しました。次に、タクシーに乗ったとき、運転手にも真相を話して三退を表明してもらいました。半日たらずでしたが、資料を運送する途中で、衆生を救い済度しました。まさに「正念を持ち続け、神はこの世にいる。満載の凱旋に神々が出迎える」(『感慨』)です。
協力の中で仕事をしながら衆生を救い済度することについて、時間を無駄にせず、時機を失わないようにしなければなりません。「一回一回の機会はいずれも二度と訪れないのです」(『精進要旨』「根を掘る」)ですから、師父の「緩めてはいけない」という教えをしっかり覚えていれば、多くの衆生を救い済度できます。
(続く)
2011年01月19日
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