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遼寧省:葫芦島市の法輪功修煉者が不当拘留され、家族が脅される

(明慧日本)遼寧省に在住の法輪功修煉者・孫春霞さんは今年3月5日に強制連行され、現在、葫芦島(ころとう)市拘留所に拘留されている。
 
 2011年3月5日の午前9時半ごろ、孫さんが同修の馬さんの家を訪れたところ、突如、警察が自宅に侵入し、孫さんを含む4人の法輪功修煉者を龍岡区東町警察署へ連行した。午前10時ごろ、警官らは孫さんの家の鍵を壊して自宅に侵入し、法輪功の関連書籍、法輪功創始者の写真や現金を没収し、法輪功関連の物品を所持していたという理由で、孫さんを15日間拘留した。また、警官らは孫さんの家にあった現金を没収し、彼らの活動経費にした。
 
 他の3人の法輪功修煉者は、警官らが修煉者の家族から金をゆすり取った後、釈放された。しかし、孫さんは葫芦島市拘留所に拘留されたままである。拘留所は葫芦島市新区の僻地に存在しており、そこには多くの法輪功修煉者が拘留されている。
 
 龍岡区、東町警察署の副署長・馬東賀は今回の連行事件の主要な責任者であり、馬東賀が指揮し、孫さんに関する資料を関連部門に報告し、孫さんに二年の労働教養処分を下すよう画策した。馬東賀は以前、孫さんの夫に「俺達はいつでもおまえ達の家宅捜索をすることができるのだ」と言ったことがあるという。
 
 また今回、警官らは裁判所を通さず直接、公安局から孫さんを労働教養所に送ることを企てた。
 
 ある警官は「法輪功を修煉することは刑法に違反しないが、治安擾乱(じょうらん)の罪で処理することができる」と公然と言い放った。
 
 また、孫さんへの迫害に加担した3人の警官は、孫さんの家族が孫さんの釈放を要求した際、「これ以上騒ぐと家族もろとも拘留するぞ」と脅した。
 
2011年03月24日

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