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被災地で法を伝えた感想(一)


文/日本の大法弟子

(明慧日本)日本の巨大地震が悲惨な被害を生み出し、神韻の日本公演に多大な影響を及ぼしました。これらの取り戻せない損失に、私たちは普段から衆生を救い救済することを十分に行っていなかったと気づきました。大法の真相を知らない人には未来に行ける機会がないのです。ですから、私たち数人の同修は被災地で法輪功を伝え、危険に晒された衆生を救い済度に行きました。 
 
 被災地へ電話をするとき、直接法輪功の話をすると、拒否されるのではないかと心配しました。電話で、ボランティアをする人が足りているので、来る必要がないと言われました。同修は、長年修煉している中国の気功のおかげで心身ともに恩恵を受けている事を話し、被災地の方々に心身ともに元気をつけて、乗り越えてほしいと伝えました。相手は態度がすぐに変わり、来てほしいと言いました。その後、私たちは二千人の避難所にも連絡できました。
 
 土曜日の朝、8人が乗って車で行きました。被災地の光景は凄まじいものでした。私たちはこの場の邪悪の要素を取り除くよう発正念しました。皆は法の伝え方について論争になりました。その後、学法を通じて協力することが大事だと分かりました。
 
 まず400人の避難所に向かいました。そこの作業員はとても歓迎し、車で道案内してくれて、またボランティアのバッチをくれました。作業員は上司に電話で報告すると、上司は市で最も大きな避難所に行くよう言いました。本当にすべて師父の按配です。私たちが正念を持って行えば、すべてが予想する事よりも良い結果になります。 
 
 私たちは体育館に行きました。至る所に人がいて、二階の廊下にも人が寝ています。中は寝床がいっぱいに敷かれ、寝ている人や眠そうな人がいっぱいです。この日、避難所の人々は初めて暖かいご飯を食べられたそうです。精神的なショックが大きく見て取れます。私達はスタッフにとても歓迎され、30分の功法を紹介する時間を与えてくれました。事前に、館内放送で皆さんに通知もしてくれました。
 
 私たちは二つの会場に行きました。それぞれの会場では20分を与えられ、第一功法と第二功法を紹介しました。まず、同修が私たちが来た目的を話し、私たちが長年修煉してきて受けた恩恵が大きく、皆さんも健康になり、この災害を乗り越えることに少しでも助けになれるようにと話しました。そして、第一功法を紹介しました。一部の人が立って一緒に習い、だんだんやる人増えていきました。20分があっという間に過ぎました。明日また来ます、と言って別れました。会場で拍手がわき上がりました。
 
 去る前に、大法を紹介するチラシを配り、多くの人が取りに来ました。二番目の避難所でも、ほぼ同じ状況でした。すべてが順序良く按配され、私たちは初めに考えていた方法よりも良い結果を収めることができました。
 
 自我を放棄してこそ、法の威力が発揮できます。
 
 私たちはすぐに別の避難所に行きました。途中1時間ぐらいの道のりがあり、この機に交流をしました。皆が得た物は多く、同時に歓喜心が生じないように、正念を緩めないように気づかせてくれました。
 
 (続く)
 
2011年04月15日

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