日本明慧
■印刷版   

上海市:法輪功修煉者が懲役8年の刑期を満了後、再び強制連行される

(明慧日本)上海市に在住の法輪功修煉者・李イ聆さんは2011年3月19日、上海市長寧区610弁公室の警官に強制連行され、家財を没収された。
 
 李さんは、以前にも8年の懲役刑を科され、2年前に釈放されたばかりである。李さんの母親と姉も法輪功修煉者である。70歳すぎの母親は、何度も強制連行され、姉は、野蛮な灌食を強制されるなどの迫害を受けて死亡した。
 
 1999年の7.20以後、李さんは法輪功の無実を訴えるため、北京へ陳情に行った。そのため、地元の警官に精神病院に送られ、中枢神経を破壊する薬物を強制的に注射された。2000年、李さんは再び陳情しようと北京を訪れた際、上海へ強制連行され、長寧区留置場に拘禁された。李さんは断食で迫害に抗議したが、警官らに灌食の拷問を受けた。李さんは灌食を受け、血が噴き出るほど食道に損傷を負った。
 
灌食の実演

 その後、李さんは釈放されたが、地元の警官から度重なる嫌がらせを受け、放浪生活を余儀なくされた。李さんが山東省で法輪功の真相を伝えていた時、地元の610弁公室に再び強制連行され、李さんは上海に移送された。その後、李さんは8年の懲役刑を言い渡され、2001年に上海市女子刑務所に移送された。
 
 李さんは刑務所で、長時間立つことを強制され、法輪功を誹謗中傷するビデオを見させられ、監視されるなどの迫害を受けた。李さんは3カ月ごとに一度、家族との面会が許されていたが、父、母、姉、兄弟との面会は禁止された。
 
 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
 
2011年04月17日

■関連文章
寧夏省:長時間拷問された法輪功修煉者、再び強制連行される
黒竜江省:ハルビン市の法輪功修煉者に罪もなく懲役6年の不当判決
上海市:法輪功修煉者が強制連行されたのち行方不明に
四川省:安岳県610弁公室、多数の法輪功修煉者を洗脳班に送り込む
吉林省:法輪功修煉者が10年間迫害され右手不自由に
山東省青島市:法輪功修煉者が何度も強制連行され、数々の迫害を受ける
上海市:警官らが会社経営者を迫害
四川省:法輪功修煉者が7度も強制連行される
上海市:75歳の老婦が610弁公室に強制連行される
黒竜江省:中共当局は相次ぎ法輪功修煉者を強制連行、嫌がらせをはたらく