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台湾:人権侵害の罪で提訴された安徽省長、逃げるように台湾を離れる(写真)

(明慧日本)台湾を訪問中だった中国安徽省長・王三運は、台湾を訪問中に法輪功修煉者からの提訴、抗議活動に遭遇したうえ、多くの民衆から非難の声を受け、動揺して逃げるようにして台湾を離れた。
 
4月20日午前、桃園銘伝大学を訪問する王三運に抗議を行う群衆

「人権侵害の悪漢・王三運に抗議」、「王三運を不歓迎」と抗議活動を行う台南市議員・荘玉珠さん、李文正さん、曾秀娟さん(左から)

マスコミに中共(中国共産党)の悪事を暴露する李文正議員

横断幕を掲げる曾秀娟議員(左から3人目)

走馬瀬農場遊園出入口で抗議活動を行う法輪功修煉者たち

 王三運は、2011年4月25日に台湾を離れた。その日はちょうど4.25平和陳情から12周年の日であった。12年前の4.25平和陳情は、国際社会から高く評価されたが、中共(中国共産党)はこの事件を口実に、全国のメディア、司法、軍隊、警察、政府、外交機関などを総動員して法輪功への弾圧を開始した。
 
 4月25日午後1時47分、厳重な警備の下で空港に姿を現した王三運は「王三運、あなたは提訴された! 法輪功への迫害を直ちにやめよ!」と現地の法輪功修煉者たちから告げられた。王は返事をせず、慌てて税関へと向かい、3分程で逃げるようにその場から立ち去った。
 
 法輪功支持を表明した台湾の地方議員
 
 福建、四川、安徽、三省の省長を歴任した王は、法輪功迫害の筆頭人物であり、四川省で「暴風」と呼ばれる大規模な法輪功修煉者に対する逮捕行動を起こした。
 
曾秀娟議員

 台南市議員・李文正さんは一部の政府職員を誘って、記者会見を行い「王三運は人権侵害の悪漢である! 彼は1万9千人を動員して法輪功修煉者たちを捜査し、逮捕した経緯がある。このような悪名高い人物は、いくらお金を持って台湾に来たとしても、我々は歓迎しない」と声明を発表した。また王は、小学校に寄付を行うイベントに参加した際「そのようなお金は要らない!」という抗議の声に遭遇した。
 
 抗議を恐れて契約式典を避けた
 
 王省長は、抗議を恐れて走馬瀬農場遊園を観光する計画を変更した。さらに王は、警備の強化を求めた。また王は、曾秀娟市議員の抗議に遭った後、22日午後、高雄で行われる予定だった式典への出席を取りやめた。
 
2011年04月29日

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