山東省:県副知事クラスの 役員が、迫害に抗議し二年半の断食
(明慧日本)山東省イ坊市に在住の法輪功修煉者・姜国波さんは、県副知事クラスの清廉な高級役員である。姜さんは法輪功の「真・善・忍」の教えに憧れて修煉を始めたが、1999年7.20以降、中共(中国共産党)当局から十数回の強制連行と拘禁、3回の労働教養処分などの迫害を受けてきた。姜さんは2009年2月に 再び強制連行された。その後、姜さんは5年の 懲役刑を宣告され、山東省刑務所に拘禁された。姜さんは、一連の強制連行と拘禁に抗議し、断食を始めてから2年半が経過した 。現在、姜さんは危篤状態に陥り入院中である。
| 拷問の実演:死人ベッド |
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姜国波さん(48歳・大卒)は清廉潔白な人物であると評判で、イ坊市政法委員会の幹部であった。以前姜さんは肝臓病と腎臓病を患い苦しんでいたが、1995年に法輪功の修煉を始めてからは、全ての疾病が全快し、心身ともに健康になった。姜さんは職務を遂行するにあたり、汚職などの不正行為をしたことがなく、中共の役人の中では非常に珍しい、評判の良い幹部だった。
1999年7.20以降、このように清廉で、市民のことを一生懸命に考え、職責を全うする人が迫害の対象となり、中共によって職場から追放され、収入がなくなった。さらに2000年11月〜2005年11月の間に、姜さんは2度にわたって強制連行され、イ坊市昌楽労働教養所に拘禁されて迫害を受けた。
2000年末、昌楽労働教養所の冬はとても寒かった。真冬のある日、7、8人が姜さんを押し倒して、服を全て脱ぎとり、裸の状態で姜さんの手と足を縛って冷たい水を入れた容器に押し入み、頭を完全に水の中に沈めて、毎日30分以上このように虐待した。
2005年、昌楽労働教養所の警官らは、受刑者を唆して姜さんの食事に神経を破壊する薬物を混入し、強制的に食べさせた。その後、姜さんは大小便が正常にできなくなり、頭がもうろうとして、動悸が激しくなり、異常な状態になった。
2009年2月27日の午前9時、アルバイトをしていた姜さん夫妻を、イ坊市国安局と公安局の関係者が、会社の敷地に許可なく押し入り、2人を強制連行した。
2009年3月、イ坊市公安局国保支局の警官らは、昌楽労働教養所の警官と結託して、十数人体勢で長時間の拷問を行い、睡眠と休息を妨害し続ける残虐な尋問を行った。その結果、姜さんは酷い高血圧の症状が現れた。同年4月に姜さんは釈放を求めて断食を始め、現在衰弱状態にあるという。
| 拷問の実演:灌食 |
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姜さんは昌楽労働教養所の警官らから「死人ベッド」の拷問を受け苦しめられた。姜さんは両手を身体の後ろ手にまわして手錠をかけられ、両足に金属の足枷をかけられ続けた。また、姜さんは特性の拷問用のベッドに縛りつけられ、4本のベッドの足に両手、両足を縛られて「大の字形」に固定され、長時間全く動くことができない状態を強いられた。大小便はその場でさせられた。
2009年6月、姜さんは絶え間ない迫害により、食事すらままならなくなり、危篤状態に陥った。長期にわたる断食により姜さん体は衰弱して白髪になり、痩せ衰えた。しかし、いくら迫害されても姜さんは自分の信仰を堅持し、中共当局に妥協しなかった。
2010年正月、危篤状態に陥った姜さんを中共 当局の関係者は密かに山東省済南監獄第十区に移送した。姜さんは断食を継続し釈放を求めたが、警官に唆された受刑者が毎日姜さんに灌食を行なった。現在姜さんは入院中である。
2011年05月24日
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