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師と法を信じて 心性を向上させる(二)

(明慧日本)私は2007年と2008年に、真相資料を配ったことで2回連行されました。このことは家族に大きな打撃を与え、心身ともに傷つけました。共産党の人員は家族を騙して、卑劣な手段で脅し、誤解させました。そして「良いと思ったら家ですればよいのに、外に出てするのは余計な迷惑だ」と家族に警告されました。

 2回目に連行されてから、家族は私を厳しく監視しました。2009年に私は定年になり、三つのことをしっかりしようと思い、私は続けて仕事をしないようにしました。家族はこれを理由にして、家事や子守りなどすべてを私に押しつけて、実質的に私を抑制しました。三つのことをさせないためです。これには困りました。しかし、これは明らかに旧勢力の按排であり、三つのことをするのを妨害しています。この状況を打破しなければならないと思いました。

 私は家族に真相を伝えていません。いつも仕方がないという心を抱えて、こっそり外に出て急いで帰って、家族に分からないようにしていました。ある日、孫が病気に罹りました。家族は私が留守にしたことを知り、電話も連絡もできないことで、私が外に出て資料を配りに行ったと分かりました。家に帰って、夫が怒鳴り、娘が騒いで、みんなで私が自分さえよければいいのだと指摘しました。「お母さんは十数年煉功をして、性格がまだまだ変わっていないし、わがままで私達の言うことを聞いてくれない。私たちを家族だと思っているの」と長女が言いました。

  話を聞いて、私は驚きました。私はずっと良く修めていると思っていました。以前は性格が良くなかった私は、過去の独りよがりなことを捨てて寛容に対応しており、夫と子どもの叱責を受けてもこっそり泣くだけで、争わなくなりました。家族が真相を知るために私はこれだけ努力したのに、なぜ自分に私心があるというのでしょうか? 変わっていないと言われるのでしょうか?

 静かに学法をして、内に向かって探して次のことが分かりました。自分は家族への情が強く、家族を傷つけないように、こっそり自分で泣くのも修煉者のするべきことではありません。涙を堪えて我慢することは、その後ろに闘争心があるのです。だから、私は修煉者だからこうしたので、そうでなければあなた達を許せないと言ったことがあります。トラブルが現れたときに、一種の妨害だと思いこんで、自分の心性の向上のために出てきたチャンスだと思いませんでした。そして、いつも外に出て真相を伝え、かえって家族を無視していました

 学法を通じて、私は慈悲と善意を持って接し、真相を伝えて、家庭のトラブルを解決しました。家族は団らんし、私が三つのことをすることも妨害しなくなり、皆黙って支持してくれています。2007年から、夫も修煉の道を歩み始めました。

  学法中のいねむりの妨害を取り除く

 以前、私は毎日10時間以上の睡眠を取らなければ元気が出ませんでした。学法の時に居眠りの魔がずっと妨害していました。学法や煉功、発正念の時にずっと居眠りして、学法を10分くらいすると目が開けられなくなり、発正念の時に手が倒れて、煉功の時に寝てしまうこともありました。この状態が7〜8年続きました。

 内に向かって探すと、自分に怠惰の心があることが分かりました。起床の時も目覚ましが鳴っても数分だけといつも引き伸ばして、結局は朝の煉功が時間通りにできないのです。この事を突破するためには学法しかありません。師父は「われわれは、主意識は必ずはっきりしていなければならないと説いています。この功法はあなた自身を修煉するものであり、あなたは意識をしっかりもったままで向上すべきです」(『転法輪』)と言われました。それで私は立って学法したり、跪いたりして、居眠りが起きたらそれを取り除いて、師父にご加持をしていただいています。集団での学法は最も良い環境です。2年の努力を通じて、弛まず怠らず、ついに居眠りの魔に勝ちました。

 上記は私の十数年の修煉体験です。修煉中に悩みもあれば楽しみもあり、戸惑いやいろいろと感じることもあります。最も感じたのは次のことです。それは、師父と法を固く信じていれば、乗り越えられない難関はないということです。

 今の私はまだいろいろな人心がありますが、師父の慈悲の済度の下で、必ず人心を修めてなくし、神になることを信じます。

  偉大な師父に合掌。親愛なる同修に合掌。

 (完)

  2010年5月28日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/5/15/223676.html

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