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師父の真修の弟子になる(一)

(明慧日本)私は98年のはじめ頃、縁あって法を得た大法弟子です。私は大法を修煉する中で、心身ともに受益しました。正法修煉の過程の中で、自分が歩んだ道を振り返ってみますと、師父が慈悲に見守って下さったおかげで、私はたくさんの困難を乗り越えることができ、今日まで至ることができました。師父の「慈悲苦度」に対して、私は言葉ではいい表すことができません。ただ真修と実修を行い、自分の責任を引き受けて、大法弟子がやるべき「三つのこと」をしっかり行い、衆生を救い済度するという歴史的な使命を果すことこそ、師父の恩にもっともよい形で報いることになるでしょう。
 
 法を得て以来、私は学法することを、とても重視しています。仕事先にしても、家の中にしても、私は時間があれば、学法します。時には、1日に二講を勉強します。私は経文を少し暗唱することができます。自分もよく法を学んだと感じましたが、心性の向上においては、変化は大きくありませんでした。特に「7.20」以降、続けて2回、邪悪に隙に乗じられて、収容所まで不当に連行され、4年余り迫害を受けました。収容所で私は、邪悪によって「転化」させられることはありませんでしたが、その時もたらした損失は取り戻すことができないでしょう。しかし、弟子が固く大法を修煉しようとする心が師父には見え、ずっと私にチャンスを与えてくださいました。そして、師父が見守ってくださるなか、私は失敗を繰り返しながら、ようやく邪悪の迫害の中から抜けだすことができました。
 
 学法を通じて内に向けて自分を探すことによって、私は、自分が学法する中での基点が歪んでいたことや、学法が良くできていなかったことがわかりました。私は求める心を抱いて、大法から得ることばかり考えて、自らを放下することを考えたくありませんでした。これは自己の基点に立って学法することですので、大法が要求していることと逆行しています。学法の基点が歪んでいれば、学法しても法が得られず、法の威力がないので、邪悪に付け入る隙を与えてしまいます。ですから、学法の基点を正しく整えることは、きわめて重要なのです。
 
 学法を通じて私は、法の中に自分を溶けこませ、大法を実証することと、衆生を救い済度することが基点であるとわかり、その基点をもとに学法をします。私は大法の要求基準で自分の学法を指導し、無条件に大法に同化しています。又、大法を実証すること、衆生を救い済度する基点に立って学法をします。学法の目的を明確にし、学法するのは大法を実証するためであって、学法がよくできれば、師父が法を正されることを手伝うことができ、衆生を救い済度するという、歴史的な使命を果たすことができます。また、根本的に旧勢力の迫害を全面的に否定することができます。したがって、師父が段取りしてくださった正法修煉の道を正しく歩むことができます。そこで私は、どのようにすれば学法がよくできるかについて、精力を注ぎました。その時から、以前の自分の学法のやり方を変え、「転法輪」を暗唱し始めました。同時に、系統的に師父の各地での説法を勉強し、自分を完全に法の中に溶け込ませました。
 
 法を暗唱する中で、わたしはこのように体得しました。法を暗唱する過程は実修の過程であり、法に同化する過程は、同時に法を実証する過程です。まさに「大法は素晴らしい」ですから、努力して法をよく勉強し、それを頭の中に詰め込みます。矛盾に直面する中で、表面にある現象に惑わされず、心性を守り、矛盾の中から自分を向上させていきます。特に家庭環境は、自分が修煉する基礎的な環境であるため、いかなる環境を作り出せるかは、自分の心性の修煉と直接関係しています。家の中に何も心配事がなく、煉功者の自然状態も真の現れですが、難は社会生活のすべて、また家庭の中から反映されます。ですから、よく法を勉強することに努力を傾けるべきだと思います。学法をよく行い、いつも法の基準に照らして自分を厳しく律し、日常生活の中のすべてを、自分の修煉と緊密に結びつけてこそ、夫婦、子供、両親、兄弟、友達との間の色々な関係を正しく整えることができます。大法の修煉者は、同じく大法を修煉している人を同修としてみなし、大法を修煉しない者を救い済度される衆生としてみなすべきです。中共に嘘にだまされた人、または迫害する者を救い済度される者として見なすべきです。人の認識から抜け出し、情の関係から抜け出して、根本的に常人の観念を変えて、大法を実証することを基点とし、衆生を救い済度することを基点として、正念を持って問題を見ることができれば、真修と実修に至ることができます。
 
 (続く) 
 
2011年07月18日

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