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上海市:法輪功修煉者の夫婦 不当に連行され行方不明


  上海市浦東新区(ほとうしんく)の浦興派出所と浦東公安支局の警官10数人は2011729日夜7時、法輪功修煉者・陳傑さんの家に押し入り、法輪功の真相を伝える資料を人々に配布したという理由陳さんを、妻・周琳さんとともに不当連行した。それ以降、陳さん夫婦は行方不明になっている。
 
 2000年、陳さんは妻が妊娠していにもかかわらず、中共当局により16カ月の労働教養を宣告された。陳さんは、江蘇省大豊農場労働教養所から釈放された後、妻と幼い子供を養うため、アルバイトで稼いだ少ない収入で何とか生活を維持していた。
 20059月、陳さん夫婦は人々に法輪功が迫害されている事実を伝えたため、警官に連行され、暴行された。そして陳さんは懲役3年の不当判決を宣告され、周さんは1カ月の拘留を言い渡されて、留置場に拘禁された。
 
 釈放された周さんは職場に戻ったが、勤務先の浦東滬東造船所に、法輪功修煉者であることを口実に減給された。そのため、周さんの僅かな給料では、子供と母親を扶養することが難しくなり、勤務先に何度も相談したが、勤務先は、「修煉しない保証書『三書』に署名すれば元の給料を支払う」と言ったが、周さんは拒否した。
 
 陳さんは、20089月に釈放された後、警備員の仕事に就いたが、法輪功修煉者であることが発覚したため、会社側から無断解雇された。また、610弁公室に監視されたり、嫌がらせを受け続けた。
 
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/8/23/上海陈杰夫妇第三次被中共警察绑架-245777.html)
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