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甘粛省:高齢の法輪功修煉者 迫害され心神喪失(写真)
甘粛省蘭州市に在住の法輪功修煉者・杜彦栄さん(58)は、甘粛省女子労働教養所で毎日10数人の受刑者らに取り囲まれて罵られたり、嫌がらせをされたり、法輪功を誹謗する文章を書くことを強制されたりした。
2010年5月~6月、五泉山公園動物園付近で、人々に法輪功は無実であるという真相を伝えた際、塩場道派出所の私服警官に2度発見され、いずれも桃樹坪労働教養所などの収容施設に不当拘禁された。そして、裁判も開廷せず懲役1年の処分を宣告され、甘粛省女子労働教養所へ移送された。
2010年10月中旬、杜さんの家族はやっと杜さんと面会できたが、杜さんは正常に立つことができず、ふらふらし、白髪になり、意味不明な言葉を発し続けていた。そんな杜さんの様子を見て、施設の中でどれほどの拷問に耐えてきたのかを家族は知った。
杜さんは労働教養所で腰の椎骨(ついこつ)が裂けて歩くことも座ることもできなくなり、心身共に深刻な障害を受けるまでさんざん迫害された。結局、施設側は杜さんに障害をもたらしたことに対する責任逃れのため、2011年1月21日、家族に杜さんを引き取るよう通知した。
2011年3月、杜さんは15日ほど入院治療を受けたにもかかわらず、依然として腰痛などの障害が残り、迫害による不安定な精神状態も治らなかった。現在でも、精神異常患者のように意味不明な言葉を口にしたり、町のいたるところで恣意に横になったりして、普通に生活することができない。
不安定な精神状態の杜彦栄さん
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
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