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甘粛省蘭州市:法輪功修煉者の一家が受けた迫害(四)

次女・許麗敏さんが強制連行される  
 
  麗敏さん(50)は、甘粛省科学技術協会に勤務し、修煉の喜びを感じて幸せに満ちていた時、1999年7.20、中共が法輪功を迫害し始めた。勤務先の書 記はいつも麗敏さんを呼び出して、修煉を放棄するように強制していた。麗敏さんは「私の変化について皆さんはよく分かっていて、法輪功は良い人になるよう に教え、国や個人に対して百利があって一害はありません。どうして放棄するのでしょうか?」と訴えた。書記は話を聞いてくれず、かえって何度も圧力を加 え、「保証書」を書くよう強要したが、麗敏さんは拒否した。
 
 その後、甘粛省の書記は裏でコントロールし、省の610弁公室が何度も麗敏さんに圧力をかけ、1万元以上を出して蘭州市城関公安支局を買収し、麗敏さんを洗脳班に連行しようと企んだ。麗敏さんはやむなく勤務先を離れ、家を離れ、路頭に迷った。
 
 2002年10月13日午後3時過ぎ、麗敏さんと姉の麗萍さんは、蘭州市第2中学校の校庭を歩いていたところ、連行されコン家湾洗脳班に拘禁された。その時、警官は麗敏さんのかばんから鍵と700元の現金を没収した。
 
  コン家湾洗脳班で、蘭州市610主任の司法副局長、公安局の警官・司法局の幹部、政法委員会メンバーらが迫害に加担した。洗脳班は、蘭州市の精神病院から 3人の医者を選んで、定期的に法輪功修煉者に検査・点滴・強制灌食を行わせ、同時に法輪功修煉者を惑わせ転向させる役も配置した。
 
拷問の実演:強制灌食 
 
  コン家湾洗脳班は、法輪功修煉者を転向させるため、大量の人員を雇って、修煉者に対して1対1で迫害を行った。その時、不当に拘禁されていた法輪功修煉者 は、趙玉玲さん、ウ徳洋さん、ツォン秋滋さん、朱鳳娟さん、呉静さん、王玉清さん、孫蘭萍さん、尹小竜さん、チャイ原さん、李志安さん、羅永徳さん、何生 蘭さん、劉茹華さんなどである。4階建ての建物に法輪功修煉者がぎっしり詰まっていて、ほとんど毎週、新しく連行されて来た法輪功修煉者がおり、法輪功修 煉者は、大法を中傷するでっちあげの本と映像を見させられ、そしてテレビ局と連携して、法輪功修煉者に本心と違った嘘の話を言わせて、撮影して大法を中傷 するテレビ映画を製作し、世間の人を騙している。
 
  洗脳班は、麗敏さんを3階の独房に閉じ込め、2人の監視人員が24時間トイレまで監視した。転向役が毎日、麗敏さんを訪ね、甘い言葉で誘惑した。夜中、警 官は麗敏さんの部屋に突入し、懐中電灯でむやみに照らし、2、3日ごとに麗敏さんに圧力を加えた。このような環境の下で、麗敏さんの心身は極度に蹂躪を受 けた。同僚が面会した時、顔が赤くてつやつやしていた麗敏さんは別人のようになり、甚だしくやつれてしまって、大変驚いたという。 
 
 麗敏さんは108日間の迫害を受けて、ようやく家に帰った。コン家湾洗脳班は、麗敏さんの勤務先から8000元をゆすり取った。転向役は、パトカーで麗敏さんの勤務先まで嫌がらせに行っている。
 
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)  
 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/7/1/兰州许金玲老人一家经历的迫害-243226.html)
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