日本明慧
■印刷版   

甘粛省蘭州市:法輪功修煉者の一家が受けた迫害(三)

長男・許建平さんが3回連行される      
 
 建平さん(52)は、中立スーパーマーケットを経営していたが、中共の法輪功への迫害が始まってから、1999年12月に中立スーパーマーケットから追い出された。それ以降、建平さんは家を離れて路頭に迷った。
 
 2000年10月7日、建平さんは七里河の敦煌路で法輪功の真相内容のシールを貼っていた時、私服警官に敦煌路派出所まで連行され、七里河公安支局へ連行され、尋問された。一晩中手錠をはめられ、翌日、西果園留置場に送られた。
 
  当時、同留置場の厳管8大隊で、法輪功修煉者・顧沢元さん、トン道成さん、羅永徳さん、李福斌さん、金吉林さんなどが拘禁されていた。隊長らは、法輪功修 煉者に労役を強制し、食事を十分に与えず、学法や煉功することを禁止し、互いに話すことを許さず、修煉者を陰湿な便所の傍に寝させた。家族から届いた食 品、お金、生活用品はすべて警官に没収された。ある日、警官は2監室のリーダーに指示し、木棒で建平さんを叩かせた。また、建平さんがベッドで座禅してい た時、リーダーにやめるよう命じられたが、建平さんは足を下ろさなかったため頭部を殴られ、目の前が真っ暗になった。建平さんは2日間断食して抗議した。
 
  2001年6月11日は、建平さんの刑期満了日となったが、公安支局の警官、町の役人らは、建平さんを別室に呼んで、事前に用意した「三書」に署名するよ うに強制したが、建平さんは拒否した。そして、警官は直接に建平さんを洗脳班に送った。その時、法輪功修煉者・康茜花さんも洗脳班に拘禁された。洗脳班で 町内・七里河610弁公室・公安支局から、毎日10数人が派遣され24時間交代で法輪功修煉者の言動を監視した。2002年7月2日、許建平さんは全身疥 癬で、一時出所した。建平さんは家に帰った後、公職を除名された。
 
  2008年4月21日午後3時、建平さんは陸軍総院で法輪功の真相を伝えた時、真相が分からない人に保衛科へ告発され、保衛科長は警官を呼んできた。警官 らは、許建平さんを七里河公安支局まで連行した。1時間後、4人が建平さんをコン家湾洗脳班に連行した。その後、4回洗脳班で尋問された。
 
  一連の迫害の中で、建平さんは心身とも大きなショックを受けた。ある日、建平さんは、突然ショックを起こして便所で倒れた。検査を通じて、心臓病、高血圧 などの4種類の病症が見つかり、全身が浮腫んだ。洗脳班は責任を負うことを恐れ、2008年11月3日、建平さんを一時出所させた。
 
  2010年4月、建平さんはアルバイトの最中で、警官ら5、6人に暴力を振るわれ、雁西路派出所まで連行された。警官は建平さんの両手をトラの椅子に一晩 中しばりつけた。翌日、警官は建平さんを桃樹坪留置場へ入れようとしたが、建平さんの病症が深刻なため、留置場は入所を拒否し、再び雁西路派出所に戻っ た。今回、法輪功修煉者・王玉清さんも同時に連行され、翌日に釈放された。
 
絵画:トラの椅子
 
 2010年6月13日、雁西路派出所の警官は、建平さんのアルバイト先に突入して嫌がらせをし、再び建平さんの仕事を失わせた。それ以後も、警官は建平さんの状況を調べたり、尾行したりしていた。
 
 2011年5月13日、町の役人2人は、建平さんの妻の勤務先に電話をして嫌がらせをした。
 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/7/1/兰州许金玲老人一家经历的迫害-243226.html)
関連文章