上海市:高齢の法輪功修煉者 刑務所で酷く迫害される
上海市に在住の法輪功修煉者・孫卓英さん(64歳女性)は、2011年4月24日、警官により不当に身柄を拘束され、浦東新区留置場に拘禁された。その後、中共(中国共産党)当局は、家族にも知らせないまま、秘密裏に裁判を開廷し、孫さんに懲役5年の不当判決を宣告した。その間、孫さんはずっと拘禁されていた。孫さんに対するこの迫害は、逮捕状もなければ判決書などもなく、一切の法的手続きが行われなかった。
孫さんは2000年に上海市女子刑務所に収容されてから、松江女子刑務所での不当拘禁も含めて4年の獄中生活を強いられた。施設では、長時間立たされ続ける、殴る蹴るの暴行を加えられる、強制労働を強いられるなどの迫害を加えられた。そのうえ、看守は孫さんが便器に排泄物を詰まらせたことで、ほかの受刑者に悪臭をかがせた。この卑劣な手段により、他の受刑者は孫さんに恨みを持ち、滅多打ちや罵り、侮辱などを加えた。また、孫さんが収容されていた4年の間に、指で数えられるほどの回数しか沐浴を許されなかったため、孫さんはひどい皮膚病を患ってしまった。しかも孫さんは刑期満了日になっても釈放されず、直ちに洗脳班へ移送された。その後、これら一連の迫害により、孫さんは血便が出て危篤状態に陥り、刑務所側は殺人の責任から逃れるため、孫さんを家に帰した。
2005年4月、孫さんは再び不当に連行されて、上海市女子労働教養所へ移送された。独房監禁や刑期延長などの迫害を受けて、孫さんは胃から大量出血し、病院へ搬送された。
一方、孫さんの息子で法輪功修煉者・胡進原さんは、上海市大豊農場に拘禁され、心神喪失状態になるまで迫害された。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/10/24/248261.html)
更新日付:2011年10月27日