【明慧日本2011年12月31日】
生死を放下し、真理を堅持する
虚言が暴かれ、人々が目覚めることは、極端な専制政府である中共(中国共産党)の統治者が最も恐れていることである。長春の予定外放送事件の成功と広範にわたる影響は、江沢民を筆頭とする悪党らを極度に恐れされた。江沢民は「容赦なく殺せ」という密令を下した。その後、5000人を超える長春の法輪功修煉者達が中共当局によって不当に身柄を拘束された。中共は残忍な拷問を広範にわたって行い、この大規模な逮捕の中で短期間の内に少なくとも7人がひどく殴打され、苦しみの中で死亡した。その中で、すでに名前が確認できているのは、劉海波さん(34歳・男性)、医師・李淑芹さん(54歳女性)、李容さん(35歳女性)、吉林大学卒業・侯明凱さん(35歳男性)、劉義さん(34歳男性)などである。
拷問の実演:スタンガンで電気ショックを加える
2002年9月19日、中共は法輪功真相予定外放送事件に参加した法輪功修煉者達に対して、不当な裁判を行った。当時、法廷に入った15人の法輪功修煉者達は「法輪大法は素晴らしい!」「法輪大法は正法である!」と繰り返し大きく叫んだ。警察らは恐怖を感じ、慌てふためいた。最初は2人の警官が1人の法輪功修煉者に付き添っていたが、後では3人が1人に付き添い、両腕にも警官が1人ずつ付き添うまでに増えた。当時、気を失い倒れてしまった警官さえいた。しかも当初は10分に1度、警官達を交替させていたが、3~5分に1度警官を交替させるようになった。法廷全体が落ち着かず、警官らは数十本のスタンガンで法輪功修煉者の身体の敏感な部位に電気ショックを加えた。しかし法輪功修煉者達はこの残酷な迫害に直面しても、依然として堅い志を持って「法輪大法は素晴らしい!」、「法輪大法は素晴らしい!」と大きく叫んだ。この情景を見ていた大勢の人々は思わず涙があふれさせた。
2002年10月25日、予定外放送事件に参加した11人の男性の法輪功修煉者達は、全員吉林省の刑務所(吉林省第二刑務所、吉林市軍民路100号にある省級刑務所である)に送られ、4人の女性の法輪功修煉者達は、吉林省の女子刑務所(黒嘴子女子刑務所)に送られた。刑務所では、人体の極限を超える様々な邪悪な方法で拷問を行い、法輪功修煉者達を残酷に苦しめた。9年にわたる迫害によって、11人の男性の法輪功修煉者達の内、4人がこの世を去った。その4人は劉成軍さん(2003年、享年32歳)、魏修山さん(2004年)、雷明さん(2006年、享年35歳)、梁振興さん(2010年、享年46歳)である。また雲慶斌さんは迫害を受け精神異常になり現在、吉林省刑務所の第八監区「転向クラス」に監禁されている。
2002年8月末、孫長軍さんは警官らによって身柄を拘束され、2日間「虎の椅子」による拷問を受けた。2002年10月25日、孫さんは吉林省の刑務所に監禁され、収容された日の晩、暴行を受け肋骨を1本折られた。2003年の終わり、法輪功の信仰を固持しているという理由で、孫さんは70日間厳しく監視され、迫害され続けたため体重が20kgも減ってしまった。2005年、孫さんは肺結核になり、大量に吐血したが、刑務所側は保釈を拒否した。2007年から2009年まで、孫さんの病状はさらに悪化し、肺結核、結核性胸膜炎、結核性腹膜炎、胸水、腹水などによって苦しめられ、骨と皮だけになるまでやせ衰えてしまい、お腹は太鼓のように膨らんだ。孫長軍さんが法輪功の信仰を固持し、「五書(中共が法輪功修煉者に書かせる、釈放の条件としている文章)」を書かなかったという理由で、吉林省刑務所は孫長軍さんの保釈を拒否している。ある情報によると、孫長軍さんは現在、少し体調が好転したが、やはり危篤状態からは抜け出していないそうである。
拷問の実演:虎の椅子
(続く)
(English: http://www.clearwisdom.net/html/articles/2011/10/25/128976.html) 更新日:2012年1月1日