法輪大法を修煉し 清廉な公務員になる
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文/億万梅(仮名)

 【明慧日本2014年10月8日】16年前、私が40歳過ぎになったとき、体の健康状態が大きく悪化しました。健康になろうと思い、私は多くの気功を習いました。1998年4月のある日、弟は故郷から電話を掛けてきて、ある功法が非常に良いと言いました。私が何の気功かと聞くと、彼は「法輪功」と答えました。なぜか、私はその知らない名前に震撼させられた感覚を覚えました。私は習いたいと思い、本を探してほしいと弟に頼みました。

 数日後、私は故郷に帰って、弟から当時の師父の全ての著作と煉功のビデオテープをもらいました。家に戻ってから、私は一週間の余暇を利用し、『轉法輪』を読み終えて、これが普通の本ではないと感じ、この功法を学ぼうと更に決心しました。それから私は大法の中で修煉し、大法弟子になり、真の清廉潔白な公務員として勤めました。

 私は地級市のある行政部門の中間層の幹部を務め、真面目な仕事ぶりによって、政府から「大功労」賞を頂き、「優秀な知識人」という称号も頂きました。以前、私は賄賂をもらわなかったものの、地方の会社が自ら送ってくるプレゼントや商品券などを普通に受け取っていました。大法を修煉し始めてから、私は変わりました。私は師父の要求に従い、名利情を軽く考え、各方面において良い人であるよう努め、プレゼントなどを受け取らなくなりました。以前に貰った少し高価なものは、私は金銭に換算し返すことにしました。

 ある電力会社は私に電子レンジを贈ったことがありました。私は店に行って同じ商品の価格を確認し、後日、用事で来られたその会社の社員に、事前に用意した千元を返し、言いました。「今、私は法輪功を修煉しているので、他人の物をただでもらう訳にはいきません。これは先日の電子レンジの代金ですので、私の信仰を尊重し、どうか受け取って下さい」。最初、相手ははいはいと言いながら、いざ車に乗って帰るとき、100元で十分だと言い、残りの900元を車窓から放り出して、去ってしまいました。私はその900元を拾って、李洪志先生が『轉法輪』の中で挙げた北京の学習者の例の通り、600元を市政府に委託し、済南地区の小学校校舎の建設に寄付し、残りの300元も匿名で寄付しました。

 この件に関して、私は誰にも言いませんでした。1999年、私は北京に陳情しに行った際、他の8~9名の学習者と一緒に610弁公室によって地方の洗脳班に送られ、法輪功を中傷する資料を書くよう要求されました。私は修煉を始めてから自分が心身ともに受益したことや、道徳が高まったことを書き、その際、上記のことも言及しました。その後、聞いた話によると、私の会社はわざわざ関連する市政府部門に行って事実調査を行ったそうです。

 普段の仕事の中で謝礼を渡される時、私は自分が法輪功を修煉しているので、気持ちだけを受け止め、物を受け取ってはいけないと出来るだけ断るようにしています。ある日、当地の裁判所は我が社に、窃盗されたケーブルの価値を認定するよう委託しました。その価値の大小は被告の量刑に直接関わります。私ともう一人の同僚が担当に当たり、被告の弁護士に事情を説明して貰いました。犯罪容疑者は初犯の若者で、貧しい家に生まれ、重病の母を持っています。被告の弁護士は友達に頼まれてこの案件を受け取ったのですが、どうしてもこの案件を良い方向へ持って行こうとしていました。第一に、この案件を勝ち取れば他人に自分が良い弁護士であることを印象付けることができ、今後もっと多くの案件を受け取れるようになります。第二に、当事者により軽い量刑を勝ち取ることで、重病を患う母親に一縷の希望を与えてあげたいからです。また、彼は当事者から一銭の利益も受け取っておらず、逆に私たちに、出張などの際の足しとして200元を出してくれました。私は彼の話を信じ、当事者の家族にも同情し、原則に反しないという前提でベストを尽くすことを伝えました。ただ、真善忍を信じる修煉者として、お金を受け取ってはいけないことを説明してあげました。弁護士は頷きました。

 またある日、信用銀行のある社員は仕事のミスで、貸し出したお金を回収出来なくなりました。その後、裁判所は我が社に、抵当として出された不動産の価値を認定するよう言われました。この社員は大きなストレスを抱え、信用銀行に有利になるよう、私たちにショッピングカードをプレゼントしてくれました。同僚のメンツを考え、私は一旦そのカードを受け取ったのですが、案件が処理されてから私はカードをその社員に返して言いました。「当時、科長のメンツとあなたの不安を考え受け取ったのですが、今案件が無事処理されたので、カードをお返しします。法輪功が良いとのことを信じてくれれば十分です」。彼は、「当然、当然、私は信じます」と言ってカードを快く受け取りました。

 このような例はまだ多くあって、一々列挙しません。真に法輪功を修煉する学習者は財物などを軽く見ています。もし全国の公務員が法輪功を修煉すれば、腐敗に反対する活動を行う必要がありますか? 自ら自分の心を制するのが最も力強いです。

 大法を修煉する前、私が獲得した各種の栄誉の称号は社内で最も多かったのです。ある年、社内では住宅を配分することになり、一人一人がつけられている点数によって、住宅や住宅の階を選ぶ順番が決められます。そして、省や上層部門から優秀者として認定された人は更にボーナス点が加算され、私は全局の中で、最も多くの加算点がつけられた人でした。

 しかし面白いことに、法輪功を修煉してから、私は心身の面、仕事の面、そして道徳水準の面においても以前よりもっと良くなったにもかかわらず、奨励をもらうどころか、職務の取り消し、転勤、そして減給などの処分を受けることになりました。このような不公平な待遇を前に、私は恨みませんでした。なぜなら、私は雲がいつまでも天を覆い尽くすことができないことを知っていて、それに私はこれらの事をあまり重く見ておらず、真の修煉者は名利などを求めません。

 李洪志師父の弟子になれて、大法の中で修煉することができて、心を浄化し、返本帰真出来ることは三世、十世、百世の幸運です。これはどんな財宝でも買えないものです!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/7/6/294339.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/7/27/2258.html)
 
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