師父のおっしゃる通りに行う
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文╱中国の大法弟子

 【明慧日本2017年12月12日】私は、姉から1997年5月に法輪大法を紹介され、「この功法はとても素晴らしい佛家修煉大法です。あなたも学んでみたらどうですか」と勧められました。佛法だと聞くと、「きっと素晴らしいものだ」と私は思い、それから一気に『轉法輪』を読み終えました。本の中の言葉一つ一つに深く感動し、本当に素晴らしいものだと思いました。その後、私は大法修煉の道を歩み始めました。

 夫は「あなたは学びなさい! 僕は応援する」

 大法修煉をする前、私は勤めていました。しかし、体の至る所に病気があり、昔家が貧しかったため、病院に行って検査をしたこともなく、何の病気なのかも分かりませんでした。私は腰や背中が我慢できないほど痛く、胃も言葉では表現できないほど痛く、歯もしょっちゅう痛く、足も痛く、そして、頭がふらふらしてすっきりしませんでした。毎日頑張って仕事に出かけていましたが、実は体の上から下まで辛くない所はありません。法輪功を学び始めた時、病気が治ることも知らず、法を学んでからの私は、耳はいつもピューピューと言う音が聞こえ、体の中に何かが回転しているように感じました。そして、知らないうちに、身体中の病気が全部消えてなくなり、本当に無病で軽快な体になりました。私は飛び上がるほど嬉しくなりました! それから、私はより一層学法煉功に励みました。

 毎晩、必ず学法拠点に行って法を勉強し、そして、心を修めなければならないことも分かりました。夫は運転手で、当時、彼は車を売却して、ぶらぶらしてやることもなく、昼間は、酒を飲む以外グーグーと寝るばかりで、夜になると、真夜中までテレビを見ていました。彼のこのだらしない様子を見て、私はとにかく気に入らず、2人はよく喧嘩をしました。毎回喧嘩をする度に、私は1歩も譲らず決して負けていまませんでした。

 法を学んで、自分のこの性格を改めなければならないと分かり、何か思うように行かない時、私は師父の法を暗唱しました。「忍とは心性を高める鍵です。怒り恨むこと、不平、涙をたたえて忍ぶことは常人が世間体に執着する忍です。まったく怒り恨むことがなく、不平に思わないことこそ修煉者の忍なのです」[1]。「皆さん、ご存知ですか? あなたが修煉者でありさえすれば、いかなる環境、いかなる状況下でも、遭遇したいかなる厄介なことや不愉快なこと、ひいては大法の仕事のためであっても、皆さんが思っているどれほど良いことや、どれほど神聖なことであっても、私はそれらを利用して皆さんの執着心を取り除き、皆さんの魔性を暴露させ、それを取り去っているのです」[2]。この二つの法は、とても流暢に暗唱することが出来ました。

 大法弟子は良い人になることを目指しているのだから、夫と同じようにしてはいけないと思い、そこで、私はあらゆる面で夫に譲りました。私がケンカをしなくなったのを見て、夫はかえって勢いを増して、いつもケンカを売って来きました。

 ある日、とても些細な事で彼は大騒ぎを始め、私を指して大声で怒鳴り、口答えをすれば今にも殴りかかってきそうでした。しかし、私は怒らず平静を保ちやるべきことをやりました。彼は騒ぎ疲れて部屋に戻って寝ってしまいました。私は昼ごはんを作り食卓に料理を並べ、仕事に出かけました。夜、帰宅したら、夫は「お前は大法を勉強して本当に変わったな。この大法は実に素晴らしい! よく学びなさい。僕は応援する」と言ってくれました。

 迫害の真相を伝え、人々を救う

 1999年7.20、江沢民は法輪功を勉強して良い人になろうとする人達があまりにも多いことに酷く嫉妬し、法輪功に対して、この世のものとも思えないほどの惨烈で、狂気じみた迫害を始めました。地元の多くの同修は北京に陳情に行き、法輪功のために声を上げようとしました。当時、私は薬局でアルバイをしていて毎日店舗から離れられず、何も出来ずとても焦っていました。

 2000年11月、私はチャンスを掴んで薬局を辞め、同修と一緒に北京行きの列車に乗り込みました。しかし、瀋陽で列車を乗り換えた時、北京に陳情に行く事がばれて、直ちに拘留され、そして地元の公安の人に連れ戻され、不当に留置場に22日間拘禁されました。さらに、1千元の罰金を押収され、家の不動産の登記簿謄本も担保として強要され、そして、公安の人は妹の仕事を利用して私を脅かしました。

 それからというもの、私は同修達と一緒に法を実証する道を歩み始めました。私達は民衆に真相チラシを配り、垂れ幕をかけ、面と向かって真相を伝えるようにしました。集団学法と発正念に関しては、私は必ず欠かさずしっかりと行いました。2年前、私は躊躇せずいち早く江沢民を告訴し、そして、高等検察院と高等裁判所から告訴状を受取ったと返信ももらいました。

 ここ数年、面と向かって真相を伝え、「三退」を勧める以外、私は自動音声電話をかけ続けましたが、その後、直接電話で相手に真相を伝え、三退を勧める方法に切り替えました。電話で直接真相を伝える過程は心性を高める過程でもありました。電話の中で様々な人に出会いました。暴言を吐く人、下品な言葉を発する人は数は少なかったのですが、多く人達は「三退」をして、感謝の意を表してくれました。

 ある時、私が電話をかけたら、年配の人が出ました。「あなた達は共産党とこのように闘っても、勝てますか?」と聞かれ、「私達は共産党と闘っていません。それは皆さんのために言っているのです。皆さんに迫害の真相を知ってもらうためにやっています」と説明しました。さらに、「天安門焼身自殺」のこと、「生体から臓器を取る」ことなどを話し、そして、「中国共産党が悪いことをやり尽くして、その組織から退かなければ、神様が中国共産党を滅ばす時、副葬品になってしまいます」と話しました。「私はこの歳だからもう長くありません。退いても何の役にも立ちません」というので、「あなたが長生きするのは子供たちの願いです、彼らの幸せです。まして、脱退すれば福報が得られ、もっと健康になれます」と言うと、彼は「それなら、退きましょう。私は共産党員ですが脱退します!」と言いました。

 病気がちのお爺さんとお婆さんが大法弟子になる

 数年前、私と夫は町から農村までのバスの運行の仕事を請け負いました。あるお爺さんはいつも家の車を利用して、町に腰椎症の薬を買いに出かけました。もうすぐお正月になる頃、お爺さんは寝たきりになってベッドから下りられなくなりました。そのため、私に薬を買って来てほしいと頼まれました。買いに行く回数が多くなって来ると、お爺さんは済まないと思って、奥さんに卵を届けさせてくれました。私は断わり切れず仕方なくいただきました。2日後、私は夫と一緒にお土産を持って、お爺さんを見舞いに行きました。話の中で、自分が大法修煉者で、修煉後、すべての病気がなくなり、そして、いつも師父が見守ってくださる事を話しました。そして、夫も「ほら、妻は元気そうでしょう。2、3日前、彼女は熱を出しましたが、薬を1錠も飲まずによくなりましたよ」と付け加えました。

 私は「誠心誠意に『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と念じれば、体が早く良くなります」と話し、彼らに大法修煉の話をしました。「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と念じて実際起きた不思議な実例や、江沢民が大法を迫害する罪悪などを話し、さらに、老夫婦に真相小冊子と大法のお守りをプレゼントしました。お爺さんはお守りを受け取って、すぐに身に付けました。お婆さんは「私はクリスチャンですが、これからはそれを止めて、大法を信じるようにします。毎日この言葉を念じるようにします」

 7日目の夜、息子さんが「父は起きて、自分で服を着られるようになりました」。そして、「他に何かすることはありますか?」と聞かれ、私は「他には何もすることがありません。誠心誠意にその言葉を念じれば、お父さんの病気はきっと良くなります!」と教えました。

 お正月の2日前、息子さんはまたやって来て、「父はベッドから下りました。薪を運んで、仕事も出来るようになりました」とお礼を言いました。私は本当に心から嬉しくなりました。早速ウォークマンと師父の説法録音テープを用意して、お爺さんに届けに行きました。一方お婆さんはキリスト教の本を差し出して、処分してほしいと言いました。

 それから、老夫婦は人に会えば、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を念じて病気が治った話をし、人に会えば小冊子を見せるようにしました。農作業の時、2人は朝2時に起きて法を聞き、4時に畑仕事に出かけ、お婆さんはあまり学校に行ったことがないのですが、今は、村の数人の同修と一緒に法を学び、煉功をしています。

 尊師に感謝いたします! 私は必ず最後の法を正す師に手伝う道をしっかりと歩み、法をしっかり学び、多くの人々を救い、師父との誓約を果たし、師父について家に帰ります!!      合掌

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『 精進要旨』「忍とは何か」
 [2] 李洪志師父の著作: 『精進要旨』「再認識」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/11/30/357312.html)
 
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