修煉者は誰の言う通りに行うべきか
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文╱中国の大法弟子

 【明慧日本2018年10月12日】数カ月前、同修たちは「学法拠点でペットの犬を飼っているから、ここで法を学ぶのは相応しくない(動物は法を聞いてはいけないから)」と議論しました。同修の娘さんは常人で、どうしてもペットを飼いたいということで、同修の中には「常人の要求にも少しは合わせなければならない」という意見も出ました。

 ここで交流したいのは、「修煉者は誰の言うことを聞くべきなのか?」ということで、修煉中では誰の言う通りに行うべきか、が問題です。

 ここ同じ市には、数人の同修がペットを飼っていて、1人の同修の飼い犬が車と接触して死にました。それなのに同修はまだ悟らず、またも1匹の小さな犬を飼い始めました。しかも、自分の食事から直接犬に与え、さらに犬にまで服や靴を買い与え、その上皆の前で、自分の犬がいかに賢いか、いかに主人の指示に従うかを自慢していました。同修は「修煉者は犬を飼うことは適切ではない」と彼女と交流しましたが、彼女はいつも家族が常人だからと言ってごまかしました。

 弟子の「もし、家に犬を飼っていたら、家で煉功できますか」という質問に対して、師父は「殺さない、飼わないのには訳があります。『殺さない』というのは、修煉者はみな分かっていますが、『飼わない』ことには二つの理由があります。一つは修煉の際に、これらの動物は霊気を得やすいということです。霊気を得ると、多くの悪いことをするかもしれません。中国で古くから言われている言葉でいうと、『精霊に成る』ということです。動物は修煉することが許されていません。二つ目の理由はこれらを飼うのはとても面倒なことであり、気が散ってしまいます。それを想うことも執着で、修煉に影響します。もちろん修煉者にとって動物好きは一種の執着でもあります」 [1]と説かれました。

 大法弟子は師父がおっしゃった法理に基づいて行って、初めて法に同化することができ、初めて師父の真の弟子になれるのではないでしょうか。

 1999年7.20、中国共産党が法輪功を迫害し始めてから、一部の家族は同修に修煉をやめさせようとしましたが、それなら、あなたは修煉をやめるのでしょうか? 大法弟子は修煉の中では主役なのですから、常人の言う通りになれば、それではいけません。それでは一部の同修は主役をやめて、脇役になったことになるのではないでしょうか? 大法弟子ならば、師父と法に従うべきではないですか。 

 少しの浅い見識です。不適切な所があれば、同修たちのご指摘をお願いします。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作 : 『ヒューストン法会での説法』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/9/1/373165.html)
 
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