自分をしっかり修めなければ 衆生が危難に陥る
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文╱中国の大法弟子

 【明慧日本2018年4月10日】師父は「大法弟子は人類の希望であり、しかも唯一の希望です。衆生を救い済度することは私たちの使命であり、責任が重大なのです。自分自身をしっかり修めてはじめて、大法弟子が行なわなければならないことを確実にやり遂げることができます」 [1]と説かれました。

 2004年、私は路頭に迷い地方を流浪し、その後、労動教養所に連行されました。「厳管チーム」には20代の若い女性警官がいて、修煉者たちがみな彼女に真相を話すと、彼女も次第に聞き入れてくれました。ある修煉者は彼女のボーイフレンドと勤め先が一緒で、そのため、若い女性警官はこの修煉者にとても親近感を覚え、毎回、夜勤の時、この修煉者を事務室に呼び出し、語り合いました。最後に、大法の真相をしっかり理解した彼女は水面下で修煉者を守り、自分も迫害に関与せず、そして、転職したいと申し出ました。

 しかし、労動教養所の「堅塁攻略戦」(強制的に大法修煉者を転向させる)の中で、女性警官ととても親しくなった修煉者は強制的に「転向」させられ(この修煉者は以前にも転向したことがある)、書くべきではないものを書き、やるべきではないことをやってしまいました。若い女性警官はとても失望して、「法輪功はいったいどういうものでしょうか? どうして、このように話をしていながら、一方で、あのような事もするのでしょうか?」と大変困惑しました。大法弟子は彼女に「法輪大法は真理です。人間は圧力に耐えられず、時には心にもないことを言い、デタラメなことを言ってしまうものです」と説明しました。しかしその後、女性警官にさらに大法の真相を話しても、彼女はもうあまり受け入れなくなりました。

 地元にある国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の副隊長は最初の頃、積極的に元凶の江沢民に追随し、先頭に立って大法弟子を連行し、家宅捜索をし、大法の書籍までも燃やしました。その後、彼は健康状態がますます悪くなり、若くして病気で倒れてしまいました。病院の診断の結果、不治の病と知った彼は、もっと腰を抜かすほど驚きました。

 ある日、彼は法輪功の煉功所の元責任者を訪ね、「僕の体がこのようになったのは、もしかしたら、あなた達が言った悪報でしょうか?」と尋ねました。元責任者は「それはそうでしょう。あなたは悪行をさんざん働いたので、報われるのは当然でしよう」と言いました。「それなら、僕はどうしたら良いでしょうか?」と聞くと、元責任者は「あなたも一緒に大法を習ったらどうでしょうか? そうすると、師父はあなたを管理してくださいます。そちらに『轉法輪』の本もあるし、持ち帰って読んでください」と勧めました。彼は聞き入れて、その後、大法を学び、法輪功の煉功を始めました。

 身近に80代の年配の修煉者がいました。自分の母親と同じぐらいの年齢なので、信頼が出来ると彼は判断して、そこの集団学法に参加しました。そして、彼は脱党し、今までやった悪い行為をすべて破棄し、「厳正なる声明」を発表して、体も日に日によくなりました。

 その後、公安局に何か動きがあれば、彼はいつも事前に大法修煉者に情報を流し、そのため、迫害が軽減され、彼自身も迫害に関与しないようにしました。

 しかし、この80代の年配の修煉者は着実に修めておらず、顕示心が強く、彼のことを言いふらして、噂が公安局まで広がりました。公安局の人員に呼び出された彼は死ぬほど恐れ、法輪功を煉っているのかと問いただされると、彼はきっぱりと否定しました。結局、彼は降格され、減給処分とされました。

 当時、もし修煉者が連行されることがあれば、彼は怖くて居ても立てもいられず、自分も通報されるのではないかと、とても心配しました。なぜなら、着実に修めていない修煉者は無責任に白状することを知っていたからです。その後、彼は次第に大法修煉者を避けるようなり、学法も煉功もしなくなりました。あの年配の修煉者もしばらくしてから亡くなりました。

 大法弟子はどこにいても縁のある人と出会います。法に則っていれば、縁のある人は救われますが、法に反して行うと、衆生をだめにしてしまいます。まさしく師父がおっしゃった「自分自身をしっかり修めてはじめて、大法弟子が行なわなければならないことを確実にやり遂げることができます」 [1]。本当に師父が言われる通りです!

 注:
 [1] 李洪志師父の経文: 『パリヨーロッパ法会への祝辞』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/3/31/363572.html)
 
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