青年大法弟子 師父から授かった知恵
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文/遼寧省の大法弟子 蓮子

 【明慧日本2018年7月6日】私は今年19歳の大法弟子で、修煉してから19年経ちました。母が私を妊娠していた時、すでに大法を学んでいました。母によれば、私がお腹の中で緩やかな煉功の音楽を聞くと、私は嬉しくなり足でお腹をむやみに蹴っていたそうです。家族のみんなは、私が法を得るために生まれて来たことを知っています。

 私の家族は全員、法輪功を修煉しています。私は大法の光を浴びながら誕生しました。幼い頃から、「真・善・忍」は私の心にしっかりと定着していました。体は常に健康で、あまり病気にもならず、たまに頭痛や熱があっても、それは業力が消去されていて、良いことだと分かっており、「法輪大法は素晴らしい」と念じると、自然に治りました。学校の友達が体調の悪い時にも「法輪大法は素晴らしい」、「真・善・忍は素晴らしい」と念じるように言い、友達が念じると、本当に良くなりました。私は大法により恩恵を受け、周りの友達も恩恵を受けています。

 1999年7.20、中国共産党は法輪功を迫害し始めました。それまでは、法輪功修煉者が公園や大きな市場など、至る所で煉功している場面を見かけました。しかし、私はあのように自由に煉功できる時期に間に合いませんでした。同修達は学法点で集団で法を学び、私も大人達と一緒に法を学びました。4歳の私は、まだ学校に行っていないので、字が読めませんでした。しかし、不思議なことに『轉法輪』を読むことはできました。これは師父から授かった智慧だと分かっていました。

 一軒毎に 真相資料を届ける

 その後、大法弟子は迫害に反対する活動を行い、世の人々に真相を伝え、パンフレットや『九評共産党』を配りました。私は小さい頃から、夜、母と一緒に、一軒毎に家を回り、真相資料を届けに行きました。

 農村のほとんどの家には犬がいて、音を聞きつけるとすぐ吠え出します。私は心の中で「吠えないで。私は悪い人ではなく、ご主人を助けに来たのですよ」と言います。犬は本当に理解できたように、吠えるのをやめます。ある晩、まだ休んでいなかった人が、見知らぬ人が村に来たのを発見し、私たちを泥棒だと思いました。また、ある村で男性が大勢の人を呼んで来て、皆が棒を持ち、私達を止めようとしました。その時、私は全然怖くなく、母に付いて冷静に人々の中を通り抜けました。私は心の中でずっと発正念の口訣を念じ、彼らは付いて来ませんでした。これは師父が私達を守ってくださったのだと分かっていました。師父、ありがとうございました!

 私が「おじいちゃん」と呼んでいる同修の電動三輪車に乗って、彼の妻、母、私達は遠くの村に真相資料を配りに行きました。帰りが遅くなり、しばらく走ると、三輪車の電池が切れてしまいました。10里の道を、私は大人達と一緒に歩いて帰り、本当に疲れました。しかし、満天の星を仰ぎ見て、師父の詩「満天是眼、衆神焦点をあてる」[1] を思い出しました。あの済度された衆生を思うと、師父は私達を見ていらっしゃり、また、衆神は私達を羨ましがっていると分かり、私は心の底から嬉しくなりました。

 現在私は成長し、当時の「おじいちゃん」はもう亡くなりました。私達はもう電動三輪車に乗り、真相資料を配る必要がなくなりましたが、あの時の修煉の道は、歴史の目撃証言になりました!

 私が歩んで来た修煉の過程は困難でしたが、決して諦めませんでした。

 学法により 智慧が開かれる

 私は子供の頃から賢く、勉強ができ、歌や踊り、そしてピアノを弾くことも好きでした。

 大学入試前、江沢民の法輪功への迫害を告発するブームが全国で沸き起こりました。法輪功は良い人になるように教え導いており、学ぶ人が多くなり、江沢民は個人的な嫉妬から、手中の権力を利用し、歴史上前例のない迫害を開始しました。私達は私達の無実を世の人々に知らせるため、真相を伝え始めました。迫害の元凶・江沢民を訴えるのは、私の義務です。私は本名で訴状を書き、悪人を法によって正し、師父と大法の無実を要求しました。

 派出所の警察官は何度も自宅に来て嫌がらせをし、私達に修煉をやめさせ、署名をさせようとしましたが、私達は拒否しました。大学入試の合格通知書が届き、私は師範大学に合格しました。しかし、私は修煉と進学のどちらかを選ばなければなりませんでした。結局私は進学を諦めました。実は、私だけでなく、共産党に迫害された多くの大法子供弟子は、学業に支障をきたしたり、あるいは仕事や家庭を失ったり、刑務所で残酷な拷問に遭い、さらには貴い命さえも失いました。共産党はいつの日か、今までに犯した罪のため、必ず報いを受けなければなりません。

 私は今、学童保育所(放課後保護者がいない児童の面倒を見る)の先生です。子供達はみんな私がとても好きです。私は修煉者なので、日常生活でも仕事上でも「真・善・忍」に基づき自分に厳しく要求しています。同時に私のエネルギーが子供達に放たれています。以前就職したばかりのころ、子供達は腕白で、言うことを聞かず、中学生は比較的早熟で、いつもめちゃめゃなことを言っていました。私はかんかんに怒り、泣かされたこともありましたが、何の効果もなく、子供達は相変わらずわがままでふざけていました。

 私は徐々に自分自身の問題を探し始めました。師父は私達に内に向けて探し、自分を探せば、問題は全て解決できると説かれました。私は静かに法を学び、毎回子供を教育するあの法を学びました。「本気で怒ったりせず、理性的に教育して、はじめて本当に良い子供を育てることができます」。[2] そこで、私は自分自身を変え、子供達に優しく真心を込めて接すると、子供達は感動しました。子供達に道理を教え、伝統的な物語を話しました。ほとんどの子供が三退しました。

 今、子供達はますます聞き分けが良くなり、汚い言葉はもう言わないように気を付けています。それを言うたびに、無意識に私の顔を見ますが、私は微笑んで何も言わず、彼らは言います。「先生、さっき私は間違ったことを言ってしまいました」

 私は仕事中、自らの言動が人の手本となる意味を理解することができました。特に、修煉者は自分のエネルギー場で良くない言動を抑えることができます。大法の偉大さはあらゆる方面で具体的に現れます。

 この19年間、修煉の過程でたくさんの興味あるストーリがあります。波瀾万丈ではなく、コツコツとして着実なことです。幼稚な状態から成熟に至り、周囲の全てが変わりました。唯一修煉を積むこのことだけは変わらず、私達はさらに精進し、師父のご恩に背きません。

 師父に感謝します! 法輪大法に感謝します!

 注:
 [1] 李洪志師父の詩:『洪吟二』「好く看たまえ」
 [2] 李洪志師父の著作:『轉法輪』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/5/27/368062.html)
 
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