師父の教えを守り 「三つのこと」をしっかり行う
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文/河南省の大法弟子

 【明慧日本2018年1月23日】私は1995年の頃から法輪大法を修煉し始め、今年で78歳になる古い大法弟子です。修煉を通じて、この身に現れた奇跡はたくさんあります。師父のご恩は一生忘れません。これから、師父と同修の皆さんに自らの体験を報告したいと思います。

 一、大法が知恵を授けてくださる

 私は田舎育ちで、学校に通ったことがなく、教育を受けたこともなかったため、修煉する以前は字が読めませんでした。『轉法輪』を手に入れてからは、宝物のように手放さず、いつも両手で持って本をながめ、とても幸せです。漢字がずっしりと書かれた本を見て読めないものの、それでも見ているだけで心が温かくなり、これこそずっと探し求めていた本であると確信しました。大法に書かれていること全てが宝物です。これらの字を早く読めるようにし、大法を勉強して法を得ようと決心しました。

 それからは、1日の時間をうまく分割し空いている時間を利用して、『轉法輪』を読みながら漢字の勉強をするようにしました。読めない字があれば家族に尋ね、主人も子供も私の先生となりました。私のように年を取り教育を受けたこともなく、1年中本と接触する機会もない者が漢字の勉強をすることは容易なことではありません。同じ漢字を何回も聞いて漸く覚えられるのです。けれども、私は諦めませんでした。漢字を勉強することは法を勉強することでもあるのです。心の底から勉強したいと思い、たとえ深夜でも、読めない漢字があればすぐに主人を起こして教えてもらいました。主人も私の事を応援してくれて、嫌がることなく何度も繰り返して教えてくれましたし、私を教えている過程で主人もまた大法と縁を結び、法を正す時期の大法弟子となったのです。

 師父は「佛法は万能です」[1]と説かれました。間もなくして、私は『轉法輪』を通読することができるようになりました。今では、師父の全ての説法を読むことができます。また、『轉法輪』を9回も暗唱しました。全く字の読めないお婆さんが本を読むことができたことが近所に広まり、皆、奇跡だと感心しています。

 二、師を信じ 法を信じて 病の関を乗り越える

 大法を修煉する前は様々な病に苦しめられており、医療費に膨大なお金を掛けましたが、効果は全く現れず、非常に辛い日々を送っていました。法を得て間もない頃、全ての病があっという間に消えたのです。大法の素晴らしさに震撼され、師父と大法を信じる心がより一層固まり、修煉者に病は訪れないことを迷うことなく信じるようになりました。それからは何も恐れなくなり、娘婿が私に内緒で加入していた保険からも抜け、常人のことには一切動じなくなりました。自分の全てを師父と大法に任せ、師父と大法だけを信じてきたので、これまで様々な試練に遭いましたが、すべて無事に乗り越えることができました。

 ある日、身体が突然膨張し始め、顔も酷く腫れ上がりました。しかし、私は恐れることなく、「私は李洪志の弟子であり、他の按排は要らない、認めないと思えば、それらは恐れ怯えて手を下すことはできず、何でも解決することができます。あなたが本当にこれをやり遂げることができれば、口先で言うだけではなく、行動においてこれをやり遂げることが出来れば、師父は必ずあなたを支持します」[2]と説かれた師父の説法を信じ、身体がどれほど痛くても、辛くても、学法煉功を欠かさず行いました。また、旧勢力の按排を否定し、全ての妨害を解体させようと発正念を続けました。大法はいかなる法力をも持ち、いかなるものをも含み、この上なく巨大であることを信じています。それに比べれば、これらすべての関や試練は大法とは全く比べものになりません。間もなくして、身体と顔が元に戻り、再び外に出て衆生に真相を伝えることができるようになりました。

 三、師父の教えに従い、罵られても口を返さない

 師父は「一人の煉功者としては、まず殴られても殴り返さず、罵られてもやり返さないで、ひたすら耐えられるようでなければなりません」[3]と説かれました。

 近隣にキリスト教を信じる人がいます。中国共産党の嘘の宣伝に毒害され、法輪大法に酷く反感を持っていました。彼女に法輪功が迫害されている真相を伝えると、すぐに人々の前で声を荒げて私の事を罵り、「共産党に生かされているのに、共産党の悪口を言うなんて、この恩知らず!」と叫びます。時には、怒りの頂点に達して地団太を踏んだり、拳を握りしめたりもしました。私は、自分は大法弟子であることを肝に銘じ、彼女の悪口や悪質な表現に対して動じることなく、これ以上話せないと感じた時は、いつもニコニコしながら彼女から離れ、そして、内に向けて自分を探しました。それ以来、いつの間にか近所の人たちやそばを通る人たちは、頭がおかしいのではないかといった様な目で、彼女の事を見るようになりました。

  ある日、再び道端で彼女と出会いました。彼女は三輪の自動車を運転して、もう1人を後ろに載せていました。しかし、道中で三輪車がひっくり返ってしまい、2人とも病院に運ばれました。聞いた話によると、彼女は酷い怪我を負ったらしく、それ以来、家から一歩も出なくなったそうです。彼女に悪報が返されたとすぐにわかりました。佛法は慈悲深いものですが、威厳もあります。彼女の災いを見て、私は少しも笑わず、もちろん、以前の彼女に対して恨み事など少しもなく、ただ、悲しいと思っただけです。彼女の事は救えないかもしれないが、彼女の子供たちや孫たちのことならできる限り救おうと、時間を見つけては彼女の子供たちと孫たちに真相を伝えました。しばらくして、皆真相を理解し「真・善・忍は素晴らしい」ことと、「法輪大法は素晴らしい」ことを信じるようになり、また「三退」もしました。子供たちが救われたのを見て、私もとても喜びました。

 四、「三つのこと」をしっかりと行う

 私は「あなたに一つの真理をお教えしましょう。絶えず執着心を取り除くことこそ人間の修煉の過程のすべてです」という師父の説法をしっかりと覚えています。毎日の時間をしっかり決めて、常に法を師とし、大法に融け込むように心がけています。こうすることで、自らの執着心を見つけることができ、それを取り除き、しっかりと「三つのこと」を行うことができます。

 私は毎日必ず1講の学法をし、2時間ほど『轉法輪』を暗唱します。その他の時間で、例えば家事をしている時はMP3を使って世界中の大法弟子の修煉体験の交流を流したり、神韻の曲や歌を流しながら家事をします。買い出しに行っている時や真相を伝えるため出かけている時は、法を暗唱したり、発正念をしたりします。頭を休ませることなく、いかなる時刻や場所においても、自分の考えや言動を常に法に融け込ませるようにしています。それはとても素晴らしく、かつ、幸せなことで、常人にはとても体験できないし、理解もできない、この上ない神聖な気持ちなのです。

 また、1日四つの時間帯の発正念は必ず守るようにしていますし、全世界の大法弟子の発正念を逃したことは一度もありません。私の空間場は非常に純粋で強大であり、とても強い正念に満ちた空間場なのです。衆生を救うことは大法弟子の使命なので、私は師父の教えを守り、10年以上の修煉の中で、真相伝えを途絶えた日は1日たりともありません。

 毎日朝7時半に家を出て真相を伝えに、街のあちこちを回ります。バス停はもちろんのこと、駅周辺や待合室も見逃しません。至る所から集まって来た人々は真相を知り、救われるためにやって来るのです。「お姉さん、お兄さん、坊やたち、みんな首に赤い襟巻をまいたことがあるよね。共産党の党や、団、隊に入ったことがあるよね? 今の世の中では、官僚たちは皆お金に目がくらみ、賄賂を受け取り、賭博に夢中で、背後で仲間を罠に陥れ、口からは嘘しか出ないわね。毒薬や劣化製品が氾濫し、親族の道徳基準が恐ろしいところまで滑り落ちてきているね。江沢民は真・善・忍を修煉する大法弟子たちを悪者として迫害し、生きたまま臓器を摘出して売買しているのよ。もはや、神様、佛様でさえその罪を許さないわ。天が共産党を滅ぼそうとしているのよ。みんな『三退』して、自分の身の安全を守りましょう?」と伝えると、皆「実にその通りだ。共産党なんかあてにならないさ」と言って、「三退」してくれます。当然、賛成してくれない人もいますが、あくまでも1人か2人なので、多くの人は皆よく話を聞いてくれます。たとえ私の話を聞かなくても、他の大法弟子と出会い、真相を理解することを祈っています。

 このように、多い時には1日何十人もの人達が、少ない時でも2、3人の人が「三退」してくれます。中には、「あなたの言うことは本当に正しいし、内容も分かりやすい。きっと、大卒だね?」とよく言われました。そのような時「法輪大法を修煉しているだけだよ」と答えています。

 同修たちの修煉体験を聞いて、良く涙を流します。多くの同修が昔、師父が開かれた講習会や、法会に参加することができたのに、どうして私は間に合わなかったのでしょう。心の底から同修たちの事を羨ましく思い、自分が参加できなかったことを残念に思います。自分は大法が世界中に広まった時期に法を得たので、もしかすると、師父の第3期の弟子ではないかと時々考えます。しかし、第3期の大法弟子だとしても、私は法を得ましたし、法を正す時期の大法弟子になれました。これはこの上なく栄誉なことであり、光栄なことです! これからも、師父と大法を信じ、「三つのこと」をしっかり行い、自らの誓約を果たし、師父のご恩に報いたいと思います!

 注:
 [1] 李洪志師父の経文:『二〇一三年大ニューヨーク地区法会での説法』
 [2] 李洪志師父の著作:『二〇〇三年元宵節での説法』
 [3] 李洪志師父の著作:『轉法輪』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/12/18/358026.html)
 
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