【明慧日本2018年1月2日】(内モンゴル=明慧記者)内モンゴル北側の正藍旗七分场の法輪功学習者・李满さん(80歳男性)は、子供がなく一人暮らしをしている。家はモンゴル草原の奥地のまばらな荒野が広がる所にあるが、李さんは孤独ではなく、毎日法輪功を修煉して身体を健康に保ち、精神力に満ちているので、この20年間に1粒の薬も飲んでいないという。これは一般の人が体験できない怡然自得(いぜんじとく・心安らかで、満足していること)の境地にある。
突然の来訪者が私物を押収
今年6月の初め頃、知らない4人が突然、激怒しながら庭から押し入って来た。李さんはびっくりして、「強盗だろうか? 本当の強盗なら通報しても間に合わない。街から掛け離れているので、警官が来るのに1時間ぐらいかかるなあ」と思った。
彼ら4人がまっすぐに部屋に入って来て、「お前は李満だろう、今から動くなよ、話すな!」と叫んだ。4人が部屋の周りを見渡して、李さんの法輪功の本を奪った。「お前はなぜ法輪功を修煉するのか?」と李さんに聞いた。
入って来た者たちは強盗ではなく警官であった。その中の3人はモンゴル族の人である。李さんは「もともと病気を持っていたが、法輪功を修煉して健康になった。その後、薬を飲んだこともない・・・」と話していると、警官に話を中断させられた。警官は壁にかけてある写真を見て、すぐに手でフレームをたたき壊して写真を押収した。
続けて、ある警官がオンドルの端に置かれていた腕時計を見付けて、すぐ奪ってちらっと周りを見て、自分のポケットに入れた。確かにこの腕時計は李さんの家の中で、最も貴重な品である。これは李さんが思い切って390元で買ったものだった。この腕時計を見て、毎日時間通りに起きて煉功するため、李さんはとても気に入っていた。
李さんの家には四つの壁だけで何もなく、腕時計以外は貴重品が何もない。それでも、警官は断念せず、壁に寄りそって置かれたテーブル上に置かれた二つの塊、手のひら大の大きさの石を見つけ、宝物と思い込んで手に取って良く見ると、普通の石だと分かりテーブルに投げ戻した。最後に、李さんをひどく脅して立ち去った。
優曇婆娑羅花は1年以上も咲き誇っている
奪われた腕時計は確かに貴重なものであるが、李さんにとってはこの二つの塊石の方が、腕時計よりもっと貴重なものである。なぜなら、この二つの塊石に沢山の優曇婆娑羅花が咲いているからである。二つの塊石が警官に投げられたが、咲いていた何十輪もの優曇華(うどんげ)の花はみな無傷であった。
釈迦牟尼は「3千年後、優曇婆娑羅花が咲く。花が咲いたら轉輪聖王が下界に下り、法を伝え衆生を済度する時期の到来である」と予言した。優曇婆娑羅花の意味は灵瑞花、起空花、青白无俗艶であり、鉄鋼、木、ガラス、プラスチック、石等の上で育つ。永遠に絶妙な花が咲いていることは、瑞祥が中華大地に舞い込むことを示している。それは、轉輪聖王が無辺の法力で衆生を済度することを意味し、天の機密を人々に伝えているのである。
あの警官らには明らかに神聖かつ純潔な花が見えなかった。ただ我々は、彼らが自分の行為を反省し、自分の良心に従って行動することを希望している。神様は人のやっていることを見ておられる。大法弟子の苦難は一時的なものであり、迫害の参与者たちは改めないと、必ず自分の永遠の生命を失うことになるだろう! 善をとるのか、それとも悪の道を進むのか、近い将来に一切の因果応報が明らかになるであろう!
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