【明慧日本2018年5月31日】先日、ある占い師に「これから、あなたにはきっと良いことが起きるよ」と占いに誘われましたが、私はそれを断りました。自分が幸福に満ちていることを誰よりも知っているからです。
一、大法を学んで幸せいっぱい
以前、私は子宮がん、卵巣嚢腫などを患っていました。手術後、体の抵抗力が弱まり、日常生活も仕事もままならない状態でした。また、兄がまともな仕事に就かず、姉は病気で長年ベッドから降りられないのを聞いて、心がとても苦しかったのです。どうすることもできない私は、同僚が偶然に私の机の上に置いた『轉法輪』の本を手に取り、パラパラと捲っていくと「失と得」というタイトルが目に入ったので、そこから読み始めました。そして、その講を読み終えた時には、もう『轉法輪』の本を手放せなくなりました。
『轉法輪』を最初から最後まで1回読み終えた後、身体が軽くなって階段の上り下りも楽になり、そして、いつの間にか病が消えてしまいました。自分の体調の変化に驚いた私は、すぐに家族に『轉法輪』を読むように勧めました。その後、両親や親戚、多くの人たちが法輪功を学び始め、腫瘍がなくなった例や、酷い皮膚病が治った例などの話を沢山聞かされました。法を学んで因果関係を理解した私は、舅や姑との仲がまるで実の親子の様に良くなり、家族関係も和やかでとても幸せでした。
二、形勢が急変しても 大法を諦めない
しかし、1999年7.20に江沢民による法輪功への非人道的な迫害が開始されました。真相を伝えようと北京を訪れた私は不当に身柄を拘束され、2年間拘禁されました。体を酷く打たれ、むりやり喉にチューブを挿入されて灌食され、両手に手錠をかけられて、電撃されるなどの拷問を受けました。何をされても法輪功の信仰を諦めようとしなかったので、警官は姉を騙して警察署まで連れて行き、私には姉のことで脅迫し、また姉には私のことで脅迫しましたが、結局、姉はその場で意識を失ってしまいました。母親は私の帰りを待ち続け、毎日泣き暮らした末にこの世を去りました。
この巨大な圧力に耐えられなくなった夫は私と離婚し、子供まで連れ去りました。「あなたと子供が幸せになれるなら、何もいらないし再婚もしない」と夫に伝え、離婚証明書(離婚証明書がないと再婚できない)も受け取りませんでした。
もう1人の姉の手助けの下で、私は沿岸都市で仕事を見つけました。私が勤務していた会社は新しく立ち上げた小企業でした。私は「真・善・忍」の基準に従って自分を律し、毎日勤務している場所をきれいに掃除し、病気で休んでいる同僚のお見舞いにも行きました。また、忙しい時には休憩時間すら取れませんでしたが、何も文句を言わずに働きました。都会で働いている人のほとんどが一人身か、もしくは単身赴任者が多く、みんな良く飲み会などに行きますが、私は「これから親になる自分たちの言動の一つ一つが子供たちのお手本になるのよ。自分たちがしっかりしなければ、子供たちにどんな目で見られるのか考えてね。子供たちの前で胸を張って正々堂々とした行いをしなければならないわね」と同僚の前で自分の意見を述べました。会社を辞める時、同僚や上司たちはみんな私のことを「良い人だ」と言ってくれました。
会社に勤務している人も、辞めた人も、私が法輪功を学んでいることを知っていました。2008年の北京オリンピックの間近になり、警官が会社に来て、何の令状もなしに私が住んでいる寮に押し入り『轉法輪』の本を警官に押収されました。けれども、すでに真相を理解している同僚たちは私に関心の眼差しを向け、親指を立ててくれました。
この会社で5年間働き、退職後、上司は2000元のボーナスをくれました。
三、家政婦としての楽しみ
以前、警官に脅迫されて気を失った姉の夫方の両親が家政婦を募集していました。知らない人では安心できないとのことでした。また、私も自分のことで姉夫婦に迷惑をかけて申し訳ないと思っていたので、姉夫婦の両親の所で家政婦になろうと決めました。彼らは真相を知らないので、この機会に真相を伝えようと思い、給料はいくらでもよいと思っていました。
初めの頃は、親戚同士で相手方も喜んでいましたが、同時に、私が再び逮捕されないかと心配もしていました。彼らの態度を見て、私は何も言わずいつもニコニコしながら日常会話をしたり、高齢の夫婦が食べたいものを作り、家をきれいに掃除して、伯母さんに「働き者だよ」と褒められました。時間が経つと、少しずつ法輪功が迫害されている真相を伝えました。最初は誰も聞いてくれませんでしたが、その後、段々と理解してくれて結局、姉夫婦一家と親戚も含めて13人が「三退」をしました。中にはある会社の指導者もいて、かつて、610弁公室の者に協力して法輪功への迫害に参与したこともあり、神韻芸術団の公演のDVDや様々な資料や、江沢民への告訴状まですべて見たことがあると言います。そして「自分はこれらを研究している専門家で、誰よりも真相を知っている」と本人が教えてくれました。
誰もが私にとても良くしてくれて、以前のように心配しなくなりました。私は常に大法の要求に従い、お金をいくら使ったのかなどは家計簿に記入してしっかりと管理しています。自分自身のお金と親戚のお金を別々に保管し、たまに誰のお金か分からなくなった時は、自分のお金も含めて全額親戚に返金しています。
2人の高齢者は子犬を1匹飼いとても可愛がっており、私が美味しい肉料理を作ると必ず子犬に肉のおいしい部分をあげています。これを見た私は少し不満に思いました。しかしある日突然、自分はすでに20年余り修煉してきて病気にかかったことがなく、修煉者は食べ物にこだわらないので、肉を食べなくても体の抵抗力が弱まることはないと悟りました。それ以来、肉料理を作っても食べたいとは思わなくなり、2人が子犬にあげても気にしなくなりました。
私のいる住宅地は他の場所に比べ、比較的に生活レベルの高い人々が住んでいます。ここに来たのも何かの縁で偶然ではないと思い、時間があれば迫害の真相資料を配ったり、出会った人々に真相を伝えたりしています。
四、失ったものが 再び戻る
迫害により私は全てを失い、今の私にあるのは大法だけです。これまで真相を伝えてきた中で、兄と姉は大法に反対していたのが、理解し賛成してくれるようになり、生活上でも色々と助けてくれました。私は、休日を利用して田舎に戻り、元の夫に法輪功の真相を伝えて「三退」を勧め、江沢民への告訴状も見せました。すると彼は30万元をくれました。私はこのお金で今住んでいる都会で家を購入し、現在は嬉しいことに子供と一緒に生活しています。
住居を失った私は今では海沿いにあるマンションを手に入れ、かつて自分の元から離れて行った子供も再び戻って来ました。それに大法のことを理解している2人の姉たちも近くに住んでいます。そして、私の身体が健康だから「将来は自分たちの世話も頼めるわね」などと冗談交じりの会話をしながら、仲良く暮らしています。
立ち込めていた暗雲は今ではすっかり晴れ上がり、占いなどしなくても、法輪大法を修煉している人には必ず大きな福があります! 真・善・忍が素晴らしいことを心に銘じていれば、必ずや福報が訪れることでしょう! そして、真・善・忍に従って自分を律すれば、あなたはもう修煉者なのです!!