四川省綿竹市の学習者8人に逮捕令状が出る
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 【明慧日本2019年8月20日】四川省綿竹市の法輪功学習者・楊訓成さん、万孟蓉さん、尹光素さん、郭遠俊さん、黄伯会さん、蘆尚蓉さん、蔡義鳳さん、李永芳さんの8人は、2カ月あまり拘禁された。6月下旬、検察庁は8人に対して不当な逮捕令状を出したという。

 2019年5月28日夜8時過ぎ、学習者・楊さん、万さん、尹さん、郭さん、黄さん、蘆さん、蔡さん、李さんの8人は、綿陽市安州区秀水鎮派出所の警官らによって連行された。翌日、綿陽安州区公安分局、秀水鎮派出所、綿竹政治委員会、綿竹市城中派出所、綿竹市孝徳鎮派出所の警官らが出動し、8人の学習者の家を家宅捜索した。

 連行された学習者たちは2日後、安州区公安分局の国内安全保衛大隊(法輪功迫害の実行機関)に刑事拘留され、男性学習者2人が安州区花荄留置場に、女性学習者6人が綿竹市第三留置場に拘禁された。

 それから、学習者の家族は毎週2~3回、秀水鎮派出所、国内安全保衛部門に行き、警官らに法輪功が迫害されている事実を話し、学習者たちの解放を求めた。しかし、派出所の所長は、法輪功の真相を聞こうとしなかった。

 2019年5月31日、学習者8人の案件は秀水派出所から綿陽安州区公安分局に移された。大隊長・唐と副隊長・廖は、学習者たちの家族と面談したとき、「8人のための専門チームを設立した」と言い出し、具体的な内容を話さなかった。家族たちは隊長2人に法輪功の真相を伝えたが、2人は全然聞く耳を持たなかった。その後、家族たちは引き続き、何度も安州区公安分局に学習者たちの解放を強く求めに行ったが、建物の中に入れてくれなかったり、追い出されたりした。

 具体的にこの案件のことを教えてもらえなかったため、尹さんと黄さんの家族は弁護士に依頼した。そして、弁護士は学習者たちと面会ができた。

 6月24日、学習者8人の案件は、綿陽安州区検察庁に渡された。逮捕課の2級検察官・趙村利が学習者8人の件の担当者になった。

 検察庁が1週間以内に逮捕令状を出すかどうかを決めるため、時間が非常に差し迫っており、学習者たちの家族は、何度も検察庁に足を運び、学習者の無罪を訴え、担当者の趙に面会しようとした。しかし、趙は家族に会わず、訴える内容の書面を提出するようにと要求した。そしてある日、家族は検察庁の前で、退勤した趙に会えた。家族たちは、学習者8人が罪を犯していないなどのことを訴えたが、趙さんは「逮捕令状を出すかどうか、庁内で討論会を行なって決める」と言った。その後、弁護士も逮捕しないよう意見書を趙に郵送した。

 その間、学習者たちは派出所、公安分局、検察庁などに宛て、法輪功を学ぶことが罪ではないという内容の手紙を郵送し、学習者の解放を強く求めた。

 しかし、検察側は法律を無視し、6月28日に8人の学習者に逮捕令状を出したという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/8/6/391103.html)
 
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