浙江省麗水市の林云娟さん 迫害死する
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 【明慧日本2020年7月1日】(浙江省=明慧記者)2007年5月、浙江省麗水市の法輪功学習者・林云娟さん(女性)は連行され、不当に懲役3年の実刑判決を下された。林云娟さんは、浙江省女子刑務所で残忍に迫害されて危篤状態になり、2009年1月、冤罪が晴れないまま、死亡した。享年66歳であった。

 2007年5月27日、林云娟さんは法輪功を修煉しているという理由で、麗水市蓮都区610弁公室と国内安全保安部門(法輪功迫害の実行機関)の警官らに連行された。当時、蓮都区の法輪功学習者の祝昌明さん、周愛珍さん、叶菊云さん、林云娟さん、管淑芬さん、頼湘南さん、項云仙さん、単翠鳳さんの8人は、警察の詐欺手段に騙されて、家宅捜索を受けた。そして学習者達は連行され、麗水市水東村の洗脳班に移送され、3日間睡眠を取らせてもらえず、ずっと迫害された。

 その後、林云娟さんを含む8人の法輪功学習者達は麗水市三岩寺拘置所に移送され拘束されていた。拘束期間中に林云娟さんは残酷な迫害を受けており、飲食もできず、眠ることさえもできない状態におかれた。

 2007年12月末ごろ、8人の法輪功学習者は麗水市蓮都区検察庁に起訴され、裁判所に秘密に判決を下された。林云娟さんは不当に懲役3年の実刑判決を宣告され、2008年1月に、浙江省女子刑務所に移送された。

 林云娟さんは浙江省女子刑務所で迫害を受け膵臓癌になった。その後手術を受けたが手術は成功せず、危篤状態になった。2008年前半、浙江省女子刑務所はその責任を取りたくないため、林云娟さんの家族に釈放手続きを取らせた。当時、林云娟さんはすでに息も絶え絶えの状態であったため、帰る途中で亡くなることを家族は心配した。

 林云娟さんは家に帰ってからも、家族の全力を尽くした介護を受けていたが、2009年1月、冤罪が晴れないまま亡くなった。林云娟さんは家にいる間、蓮都区610弁公室の警官らに絶えず嫌がらせらをされた。林云娟さんが入院している時も、死亡前日にも、嫌がらせを受けた。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/6/28/400429.html)
 
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