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上海市の警察所、検察院、裁判所は60代の老人を迫害

(明慧日本)上海の法輪功修煉者・過月芬さん(60歳女性)は、すでに4ヶ月も不法に拘束されている。彼女の「訴訟事件」はすでに普陀区検察院から普陀区裁判所まで上げられている。中共の警察所、検察院、裁判所の人達は彼女に対してもっと厳しく迫害することを企んでいるという。

 2009年5月25日、上海の法輪功修煉者・三姉妹(過月琴さん、過月芬さん、過月芳さん)の家は普陀区の「610弁公室」メンバー及び社会保障を仕事とする人達に不法に家宅捜査を受けた。彼らは、過月芳さんから鍵を奪って家に突入し、家の中のCD、コンピュータ、プリンタ、法輪功の書籍、資料等を全部奪い取っていった。

 過月琴さんは数日後に釈放され、過月芳さんは不法に1ヶ月間拘束された後、保証人を立て、家に帰ることができた。過月芬さんは2009年7月3日、不法に捕らえられて連行され、今なお普陀区留置場に拘束されている。

 過月芬さんは留置場で手錠を拒否し、囚人服を着ることも拒否し、法輪功修煉者は無罪だと真相を伝えた。取り調べの目的を達成するため、「610弁公室」メンバーらは、法律を知っていながら法律を犯し、過月芬さんに対して36時間にわたる長い不法尋問を行った。その間はトイレも睡眠も許さない手段を尽くし、過月芬さんを脅迫した。警官らは強制的に言わせたいわゆる「供述」をもとに、過月芬さんを不法に逮捕し、5年の判決を下すと彼女を脅かした。

 過月芬さんはすでに60歳を過ぎ、足どりも若い人には及ばないので、牢獄で転倒して、持病が再発した。監獄の医者の検査により、腰椎骨折という診断が出ており、今は人の世話を必要している。

 彼女はかつて2001年1月30日、法輪功の真相資料を配っていたときに不法に捕らえられ、2年間の懲役を言い渡され、上海市の女子労働教養所で迫害を受けたことがある。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2009年10月6日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/10/3/209572.html

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