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90歳の母が身をもって大法の奇跡を体験


文/中国の大法弟子・寒梅

(明慧日本)中国共産党は1999年7.20、法輪功を迫害し始めました。警官は法輪功修煉者に対して、執拗に連行や家宅捜索を続けました。私は、法輪功の書籍の一部と師父の肖像を、90歳になる母の家で保管するよう頼みました。当時のとても緊迫した状況下で、母は引き受けてくれました。

 同時に、私は母に『転法輪』を読むよう勧めました。それから、母は毎日真剣に読み続け、今も依然として読み続けています。私は数編の経文と『洪吟』を書き写して母にあげ、その後『洪吟二』が発表されると、それも書き写してあげました。

 2002年は迫害がとてもひどい年でした。私は3年の実刑判決を不当に言い渡され、強制的に南通女子刑務所に送られました。夫と母が面会に来てくれました。別れる時、母は泣きながら「私はもう年だから、あんたにもう会えないかもしれない」と言いました。私は「そんなことを考えないで。師父の本を読んでいたらいいよ。師父がいらっしゃるし、法があるからお母さんはとても健康でしょう。私たちはまた会えますよ」と言いました。母は「私は毎日師父の本を読み、『洪吟二』はすでに暗唱できるようになった」と私に言いました。

 2005年のある日、母は中学生の乗った自転車にぶつけられて、2メートルほど跳ね飛ばされ、地面に倒れました。その場にいた人は、その中学生がそのままその場を去るのを止め、母がどこに怪我をしたのかを見てから行くようにと言いました。母は「子供を驚かせないでください。行かせてあげてください!」と言いました。その場にいた人が「どうして行かせるのですか?」聞くと、母は「私は師父の『転法輪』を読んでいるので、私は大丈夫です」と言いました。母は支えられて起き上がり、家に戻りました。数日後、私は母に付き添って入浴し、母の半身が青紫色になっているのを初めて知りました。

 2007年10月のある日、母は突然頭がふらふらして、吐いたり、下痢をしたり、数日後はさらにひどくなり、昼も夜も吐くのが止まらなくなりました。一日中ベッドに座っており、横たわって眠れない状態が続きました。私と夫は母の傍で看護し、夫は「これは、師父が身体を浄化してくださっているのですね」と言いました。母も「私もそう思う」と答えました。

 私の弟2人は強引に母を病院へ行かせました。検査の結果、医師に「頭の中に大きな腫瘍ができ、この年齢で手術するのは危険です。薬を飲み、いいものを食べさせてあげるしかありません」と宣告されました。弟2人は悲しんで泣きました。

 私と夫は、師父が母の身体を浄化してくださっていると信じていました。その腫瘍は見せかけのもので、それはまた、私たちに対して試練を与えてくださっているのだと思いました。夫は母に「今回の病状が消えたら、身体は以前より健康になりますよ」と言いました。母は法を学び、法を暗記することを続けました。常人は母がすでに助からないと思っていましたが、一時期苦しんだ結果、身体が回復しました。今は前よりもずっと健康です。

 今、母は毎日真剣に法を学んでいます。親戚の家に行く時も法輪功の書籍を持ち歩き、「私は法輪大法を学んでいるから身体がこんなに良くなりました。師父の慈悲なるご加護と、私に第二の人生を与えて下さったことに感謝しています」と人々に話しています。

 2009年12月16日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/10/26/211119.html

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