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馬三家労働教養所の警官「お前の心臓をよこせ」

(明慧日本)遼寧省本渓市の法輪功修煉者・信淑華さん(58歳女性)は、瀋陽の馬三家労働教養所に3回拘禁された。2回目は3年間の労働教養を科され、迫害を受けた。ある日、警官が信さんに「お前は善を修めているんだろう? それなら心臓をよこせ、他人を救うためだろ」と言った。信さんは「私はまだ生きており、修煉しなければなりません」と答えた。警官は「お前の勝手にさせない、病院に送り込んでやる」と騒ぎ立てた。

  警官はすぐ瀋陽にある病院に電話をかけ、信さんを迎えに来るようにと言った。病院側は夜9時に行くと言ったが、結局来なかった。翌日、警官がまた病院に電話をかけると、病院は午後に行くと返事したのに、また来なかった。次の日、警官は1日待っていたが、やはり病院からは誰も来なかった。

  ある日、信さんは吊るされて舌が口からだらりと垂れて、白い泡を吹いていた。下ろした後に、やっと息を取り戻した。また殴られて歯が抜け、尾骨が折れた。寒い冬に、信さんは服を脱がされて、パンツだけで、運動場で数人に引っ張られたため、皮膚が地面にこすれてけがを負った。 

  信さんは、2003年末に法輪功が迫害されている真相を伝えたため、連行され、瀋陽の馬三家労動教養所で3年の残酷な迫害を受けた。信さんは修煉を放棄せず、「転向」せず、重労働もしなかった。断食して迫害に反対したため、警官はスタンガンで信さんに電気ショックを与え、「死人ベッド」などで迫害した。また中で立ち上がることもできず、しゃがむこともできない真っ暗な独房に監禁した。警官はまた鉄の道具で口をこじ開けて毒薬を流し込んだため、信さんのあごは4回脱臼した。また毒針を注射され、トラの椅子に座らされ、真冬に服を全て脱がされて、寒い部屋に20数日間入れられた。また何時間も裸足で雪の中で立たされた。警官は足で信さんの陰部を蹴ったり、眠らせなかったり、昼夜交替で苦しめた。

  信さんは2007年1月に釈放され、2008年3月にまた連行され、2年間の労働教養を強いられた。現在依然として馬三家労働教養所に拘禁されている。2008年6月、信さんはロープで手足を縛られ、もう一方のロープをベッドの角に強く締めた状態で6日放置された。しかも、毎晩毒薬を口から流し込まれ、毒を注射された。毎回毒薬を入れられた後、信さんは苦しみながら吐血したため、がりがりに痩せてしまった。 
  2009年7月30日晩8時50分、監視員は信さんが煉功していたのを発見し、当番の王燕ピンに報告した。王は信さんを外まで引っ張り出すように命じた。信さんは「法輪大法は素晴らしい! 法輪大法は正法だ! 私は法輪大法の修煉者だ。中共は迫害する資格がない」と叫んだ。信さんは荷物取扱所まで引っ張られ、両足は縛られ、両手を暖房設備のパイプに錠で繋がれ、トイレに行くことも許されなかった。警官は食事を与えず、怪しい薬を注射し、死人ベッドに乗せ、手錠を使って全身を叩き、膝、足首の骨、太ももはあざだらけになった。次の日も同じように6、7時間苦しめた。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2009年12月24日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/12/22/214834.html

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