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安徽省:中学校教諭の金麗達さんは長期に迫害される(二)

(明慧日本)

 労働教養所と精神病院での迫害

 2003年の新年を迎える前、金さんの労働教養の刑が満期になり、両親は淮化集団の副書記・孫以堅を訪れ、娘を帰してほしいと要求した。孫以堅は金さんのことを聞くと、すぐに顔色が変わった。孫以堅は以前、精神病院に拘禁されている金さんの前で法輪功の師父のことを侮辱したため、金さんはみんなの前で孫以堅に厳しく指摘した。それから、孫以堅が金さんのことを憎み、報復しようとし、金さんが精神病だと嘘をつき、金さんの夫・劉康さんが金さんを労働教養から釈放させるために裏で偽の証明を取ったと嘘をつき理由とし、金さんの拘禁期限を延長した。

 2003年末、金さんは一時釈放された。その後、理由もなく再び精神病院に入れられた。金さんの夫・劉康さんはその不当行為を止めさせようとしたが、淮化集団工場の防衛科・呉化勤らに殴打され、めがねも壊され、体に傷を負った。2004年7月、家族の強い要求の下で、孫以堅はやっと金さんの釈放に同意した。しかしその後、淮化集団工場の防衛科は洗脳班を設け、釈放されて家に戻った金さんを洗脳班に入れた。心身ともに迫害を受けた金さんは、洗脳班で急に倒れ、口から泡を吐き、気を失った。洗脳班のリーダーは責任を負うことを恐れて、すぐに金さんの息子を呼んで、金さんを家に帰らせた。

 2007年3月29日、 淮南市の政治法律委員と市教育委の職員は淮化中学校の副書記・李慶と共に金さんの家へ行った。金さんの病気を検査すると言い、金さんを合肥(中国の地名)に連れて行こうとした。李慶は「今日はおまえが合肥へ行くことに同意するまでここを離れないからな」と言った。金さんは、彼らの陰謀を見破り、その行為に抗議した。彼らの車に乗せられた金さんは、合肥の方向へ走って約20分のところで倒れてしまった。幸いに夫の劉康さんが見つけ、病院に運び、淮南東方病院のICU室で金さんは治療を受けた。

 不当に3年の判決を下される

 2008年3月初旬、金さんは夫と一緒に淮北に住む夫の妹の家を訪れた。4月9日、朝ご飯を食べた後、金さんがごみ捨て場に行って出会った人に、自分が法輪功を修煉してから心身ともに健康になった事実を話しただけで、金さんを尾行していた警官・趙学礼、余建華らに連行された。香山派出所に連行され、身体検査を受け、煉功音楽を入れたmp3と2、3枚のメモが見つかった。そのため、警官は「法律違反」だとして、金さんを淮北留置場に入れ、その留置場で1年7ヶ月拘禁した。2009年6月、淮北相山裁判所は、裁判を開廷せず何の証拠もない中で、ただ二人の警官の証人で、金さんに3年の判決を下した。さらに家族にも通知しなかった。

 金さんの家族は幾度にもわたって金さんとの面会を要求した。留置場側は金さんを宿州刑務所へ送る前日の2009年10月10日、やっと金さんと夫、息子との面会を許可した。そのときの金さんには、首の右下に二つの傷があり、30数針を縫ったであろう傷跡が見え、傷口は腐りかけていた。留置場の迫害で金さんは息も絶え絶えになっており、家族でさえも金さんの顔を見分けることができなくなっていたという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2010年1月13日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/1/6/215750.html

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