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上海万博開催に際し、610弁公室が法輪功を誹謗攻撃(写真)

(明慧日本)中国共産党の「610弁公室」は、2010年5月1日の上海世界博覧会開催に際して、「要綱の宣伝・説明」の7枚の機密文書を発行した。その中で、法輪功を誹謗中傷することをもって、中国大陸各地での法輪功修煉者への迫害を指揮し維持しようと企んでいる。

当文書のはじめに「機密」「内部資料、ネット上利用禁止」の文字が明示されている。以下はその中の3枚である。


情報によると、この機密文書はすでに「610弁公室」の組織を通して大陸の各地に伝わり、地方の「610弁公室」は当文書に基づいて次々と「機密」級の文書を発布したという。例を挙げると、河北省チエン西県「610弁公室」は「中国共産党チエン西県委員会の邪教問題の防止・処理指導グループ弁公室の上海万博期間中防衛と制御活動に関する知らせ」というテーマで発布した。

「610弁公室」は「文革指導グループ」と「ナチスのゲシュタポ」に類似している超特権のスパイ組織である。しかし、現在多くの「610弁公室」は、メディア、国際社会の視線と責任の追求から逃れるため、すでに「邪教問題の防止・処理指導グループ弁公室」と改名した。

1999年6月に中国共産党の江沢民、羅幹グループは、全面的に法輪功を迫害するため「610弁公室」組織を秘密裏に設立して以来、「610弁公室」の権力と人員はすでに中国各級の政府、公安、国安、外交、企業、街道住民委員会にまで至る所に及んだ。「610弁公室」は一方では対外的に法輪功への迫害真相を覆い隠し、一方では絶えずデマを飛ばし、水面下で迫害を推進してきた。10年来、「610弁公室」は、常に年越し、祝日、記念日、大規模の会議あるいはイベントに際して、必ず口実をつくって法輪功を誹謗中傷し、その組織・機構を利用して、中国大陸の法輪功修煉者を監視、強制連行し、彼らの生計を侵害してきた。

2010年4月24日
(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/4/22/221953.html

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