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優しく善良な女性が迫害され 精神分裂症に(写真)

(明慧日本)戦陽さんは1971年生まれでハルピン市南崗区の黒龍江大学の家族団地に住んでいた。1995年10月から法輪功の修煉を始め、先天性心臓病、リューマチが快復した。1996年にハルピン太陽健康食品会社に入社し、会社の中核として活躍した。
戦陽さん(2008年)


  省政府に陳情し、迫害のターゲットになる

 1999年7月22日、中国共産党が法輪功への迫害を開始した後、戦陽さんは両親と一緒に省政府に行って陳情をした。帰宅後にハルピン市公安局、南崗区公安分局、哈西派出所、黒龍江大学、街道事務室など中国共産党の組織から迫害のターゲットにされ、常に嫌がらせを受けていた。南崗区政保科の科長・張金濱はほぼ毎日、戦陽さんの自宅に行き、黒龍江大学が人を手配して尾行させた。大学の党委員会の書記・許師東は、戦陽さんの父親の給料1カ月分を支給しなかった。

  黒龍江大学からの脅迫、恐喝により精神分裂症になった

  1999年10月4日の朝、黒龍江大学警備科の呉桂満、孫忠光など4人が戦陽さんの自宅に行き、学校の事務室で話をすることを要求した。学校の事務室で、戦陽さんの家族3人は別室に分けられ、戦陽さんは7、8人から脅迫、撮影、尋問を受けた。2時間後、帰宅した戦陽さんは精神異常になり、不眠症になってトイレに行くことも怖がった。大学の警備科は、自分たちの脅迫を受けて精神異常になったのではない、法輪功の修煉と関連がないという証明書を発行した。ハルピン医科大学の神経科では「精神的に強いショックを受けて精神障害になり、精神分裂症に属する」と結論を出した。それから、戦陽さんは治療を受けて少しずつ快復し、2000年4月に自宅に戻った。

  北京へ陳情に行き、迫害され病状が悪化

 2000年4月25日、戦陽さんなど数人の法輪功修煉者は北京へ陳情に行ったが、警官に連行されてハルピン市第二留置場に送り込まれた。戦陽さんは留置場で警官に鉄製の椅子に縛り付けられ、足枷をかけられて3日間動けないようにされた。警官はプラスチック製の棒で殴打するなどして「転向」させようとした。戦陽さんは釈放された後、常に一人言をつぶやき、ぼんやりしたり急に笑ったりした。2001年7月上旬、戦陽さんは外出した時、警官に連行され1日拘束され、釈放された後に病状がさらに悪化した。大声で誰かが自分を殺害しようとしていると叫んだり、人に会うとすぐ逃げ隠したりして、いつも家から出て行った。2002年の元旦、母親が戦陽さんを探し出した時、戦陽さんはけいれんが起きたり、頭を母親にぶつけたり、排尿しても分からず、熱い所に座って火傷をしても感覚がなかった。

  精神病院で電気ショック、「転向」を強要される

 2009年9月24日、家族により普寧精神病院に入院した。病院で医師の楊建華は法輪功を修煉した経歴があることを知り、病状に構わず大声で法輪功との「決別書」を書かせた。戦陽さんが書かなかったら電気ショックを加えた。これは麻痺症を治療する方法である。医者は電気ショックを加えながら「誰から法輪功を習ったんだ? 答えろ!」と聞き、「転向」を強要した。戦陽さんの弟が見舞いに行った時、戦陽さんは鉄製の錠をかけられていた。弟は辛くなり、家族と相談して姉を退院させて自宅で治療することにした。各種の費用は十数万元にもなり、家族は精神的ストレスと経済的な負担で苦しんでいる。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2010年5月2日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/4/28/222426.html

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