四川省:法輪功修煉者が幾度も迫害される
(明慧日本)四川省資陽市に在住の法輪功修煉者・劉淑芬さん(68歳女性)は2009年4月26日午後5時ごろ、市内のバスセンター付近で、法輪功が迫害を受けている資料を貼り付けていたところ、3人の私服警官に拘束され、強制連行された。
警官は劉さん宅と、劉さんの息子の家を家宅捜査し、法輪功の関連書籍及び真相資料を没収した。情報によると、劉さんは強制連行された日に、二娥洗脳班に移送されたという。
2000年1月、劉さん夫妻は北京で陳情しようとして、当地の警察に足止めされ、15日間拘束された後、罰金として千元を支払わされた後に釈放された。
2000年5月13日、劉さん夫妻は東岳山の山頂で煉功していたところ、国家保安科の警官らに拘束され、1ヵ月間強制収容された。
2000年12月下旬、劉さんの夫(楊永久さん)は中央政府に陳情した際、北京の警官らに拘束され、四川省駐北京事務所「610弁公室」に引き渡され、地元に戻され、留置場に約1年収容された。警察は劉さんに対し、法輪功を修煉しない保証書を書かせるため、拷問を加えるなどの迫害をした。その後、楊さんの身柄は検察に引き渡された。検察は裁判所が刑を下すまで、釈放させないと話したという。そして、楊さんは労働教養所に送られた。楊さんは中共(中国共産党)の長期にわたる迫害により、釈放されてから間もなく死亡した。
2002年10月下旬、劉さんは田舎の方へ法輪功の迫害事実の資料を配布していたとき、ある人に警察へ通報された。劉さんは拘束され、数ヵ月留置場に収容され、拷問などの迫害によって、劉さんは耐え切れず一時的に精神異常になった。
2007年8月、劉さんは自宅にいたところ、「610弁公室」の役人、国家保安科の警官らに強制連行された、二娥洗脳班に送られた。警官らは、強制的に「転向」させようと、数日間にわたり寝かさないなどの卑劣な手段を用いて迫害した。
2010年4月26日、劉さんは再び強制連行された。年配の劉さんは、拷問などを受けている可能性が高く、命の危険にさらされている。
2010年5月6日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/5/2/222703.html)
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