山東省:第一女子労働教養所の法輪功修煉者への迫害(二)
(明慧日本)
2、奴隷のように酷使する
山東省の第一女子労動教養所は省各地の「610弁公室」と結託して、次々と大勢の女性法輪功修煉者を連行し、労役を強要する。
この労動教養所は正真正銘の中国共産党の闇工場で、労動教養所、各地の「610弁公室」、公安局の国家保安大隊は、法輪功修煉者を金儲けの道具と見なしている。彼らは利益のために互いに取引きして、法輪功修煉者がみな良い人であると知っていながら、良心を裏切って中国共産党の包丁の下に法輪功修煉者を送った。時には、労動教養所のそれぞれの仕事場で超満員になり、宿舎が足りず、大広間の中ですべて寝ている。
労動教養所は、囚人に輸出用の馬と虎のおもちゃを作らせて多くの国に販売する。作られたおもちゃのほとんどは、シ博市の白という女性支配人(50歳過ぎ)のところまで届けられる。これらのおもちゃはすべて、そのメーカーの名義で海外に販売している。
労動教養所は法輪功修煉者と囚人にこれらの仕事をさせる。毎朝7時過ぎると仕事場に行かせ、夜10時に終わらせる。食事は昼1回、晩1回。食事する時間は30分。多くの人はまだ食べ終わっていないのに仕事場に急いで引き返される。
仕事場で、修煉者は1日のうち1分間も休むことができず、死に物狂いで仕事をさせられる。誰かが少し遅くなると、「厚かましくて無能だ」と罵られる。これらのおもちゃの表面は見たところとても精緻で、美しいが、中はごみのような黒い綿を詰めている。
仕事は毎日必ず決まった数量を完成しなければならず、手で黒い綿を掴んでおもちゃに押し込む。盛夏の時も同じくこのようにしなければならない。長期の作業で、多くの人は皮膚病にかかった。よく見られる症状は手足が潰瘍になり、黄色の水が流れ出て、体に発疹ができたり、白雲ができたり、甲羅のようになったりして、むずむずして我慢できない。
修煉者は夜10時に仕事場を離れた後、大広間でまた他の仕事を引き続きしなければならず、水を飲むこと、便所、手を洗うことはすべて許されない。1分も止まることなく仕事をさせられる。
大広間で、修煉者は届けて来た原料から完成するまで作る。折ったり、畳んだり、のり付けする手作業で、種類が非常に多く、すべてここで既製品に完成させる。
これらの仕事をする時、すべてのドアを閉じ、カーテンを下ろし、厳密に遮って、外から見えないようにする。高温の夏でも閉じたままである。2009年の1年間はこれらのものを大量に作っていた。法輪功修煉者は残業を強いられ、狂うほど追いつめられた。
法輪功修煉者はこのような毎日が続き、意識がぼんやりして、力がなくなり、作業時に手で折り畳む力がなく、足で踏んで折ったり畳んだりしている。これらの袋の商品には、食べ物を入れて使用するものもあるため、非常に不衛生である。
労動教養所から外へ商品を運搬するのは、いつも1台の大型貨車で、輸出するおもちゃもすべてこの車が運んでいった。
法輪功修煉者は、大多数が以前、各種の病気を患っていた。修煉してから体が快復した。労動教養所の中で煉功をすることは許されず、さらに長時間の超負荷労役で、多くの人は持病が再発した。例えば肝炎、肺結核、高血圧、糖尿病など。強い伝染力がある。
警官らは仕事を急がせるため、法輪功修煉者に手を洗わないままで、仕事場から出てこさせ、直接大広間で作業をさせ、ふだん入浴させないので、衛生状況はきわめて悪い。見たところとても精巧で美しいものだが、実はすべて伝染力の強いウィルスが付いている。それが社会に流れ込んで、人々に想像できない危害をもたらす。国内あるいは海外で販売するに関わらず、誰が買っても危険性がある。
労働教養を強いられた経験のある法輪功修煉者、事情を知っている社会人は、スーパーでこれらの製品を見た途端に吐き気がし、ただでもらってもいらない。
法輪功修煉者は、夜10時から大広間に入って、夜明け1、2時に仕事を終えて、一日18〜19時間の労役をさせられ、疲れてあまりにも眠く、虚脱した。時計もないので、法輪功修煉者はいくら働いても時間が分からない。
もし、夜に決められた数量を完成しなければ、警官らは翌日午前4時から仕事をさせ、ずっと7時まで続けさせ、それから昼の仕事場に行って仕事をさせる。
労動教養所は金儲けのため、人として扱わず、特に法輪功修煉者に対してはなおさらである。釈放されて出た人が、省人民代表大会などの機関に手紙を出してこのような状況を訴えた。時には上の部門も「検査」に来るが、先に労動教養所に電話をかける。労動教養所はすぐ仕事を終えて、製品を隠して、みんなをベッドの上で横たわらせる。上の検査はただ見せかけだけである。
2010年5月18日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/5/11/223349.html)
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