日本明慧
■印刷版   

同修と協力する中で着実に修める(一)


文/遼寧省の大法弟子 宝蓮

(明慧日本)2006年、私は邪悪の巣窟から出てから、すぐに真相を伝え、正法時期の大法弟子の使命を果たすようになりました。師と法を信じて、法をもって自分を正し、面と向って真相を伝える方面での突破は速いものでした。どのように話せばよいか分かるようになり、範囲もどんどん広まり、三退した人数もどんどん増えてきました。悩み、プレッシャーを感じる状態から、だんだんと自然に話せるようになりました。師父のご加護の下、衆生を救うこの道をしっかり歩んできました。

 一、問題に遭って自分を修める

 2007年冬、市場で偶然に同修の甲さんと会いました。彼女は私に今まで何人を三退させたのか聞き、自分は1人も三退させられなくて悩んでいると話しました。彼女は私を誘って一緒に真相を伝え、三退をしました。初めの日に私達は50人近い人々に三退してもらいました。主に私が話して、甲さんはそばで発正念しながら三退した人の名前を記入しました。甲さんは衆生を救おうとする思いが強く、無心になって学び次第に話せるようになりました。

 私の口が腫れて、鼻水も絶えず流れるほど寒い日でしたが、甲さんと真相を伝えに行きました。彼女も話せるようになって来たので、私達はちょっと離れて伝えました。半日が経ちましたが、甲さんは私が三退の名前を報告しないのを見て、大声で「どうしましたか? 半日経ったのに、なぜ1人も三退させられないのですか」と言ってきました。私はびっくりして、なぜこんな態度で私に話すのかと思い、表面では平然としていましたが、心は嫌な気持ちにさせられました。「私があなたを連れて真相を伝え始めたのに、今は真相を伝えることができるようになって、私に嫌みを言うなんて。さらに私は60歳あまりで、あなたより20歳も上で、身体の状態も良くないのに、このようにしてはならない」と思いました。それで煮え切らず「それでは、別々に真相を伝えましょう」と言いました。

 数日経ち、表面的には変わりませんでしたが、内心は不愉快でした。甲さんが私の三退させた人数を気にしていると思い、甲さんと張り合い、嫉妬心が生じました。私はこのように続けるとよくない、二人が一緒に協力し合うからこそ達成できるのだと思いました。自分を顧みれば本当に恥ずかしい思いを抱きました。私が常人に真相を伝える時、常人をあざ笑い、甚だしくは罵る声、通報する脅迫も聞かされましたが、自分は平然として、笑ってすませます。苦楽を共にした同修の一言にこんなに大きく動揺し、寛容にしようとしません。常人の理で自分を量り、他人に求めていました。

 自分はこんなに長年修煉してきたが、なぜ悟性がこんなに低く、トラブルに遭っても自分を探せなかったのでしょうか。また、不平不満の思いにさらされました。甲さんは日ごろおとなしく、口数も少ない人ですが、私をそんな言葉で刺激するのは偶然ではないと思い、いったい自分のどんな心に対しての刺激なのかを考えました。実際は同修に闘争心、嫉妬心があるのではなく、自分にそのような心がありました。数か月前まで、私と同修の乙さんは、パソコンがありませんでした。乙さんは家計が苦しいので、他の同修が乙さんにパソコンを買って渡しましたが、私はなかなかパソコンを買うことができません。自分にはできないと嫉妬します。修煉してからだいぶ執着を捨てましたが、骨まで染み込んだこのような心がまだ作用していました。

 今回の同修とのトラブルは、師父が甲さんの口を通して私に手引きして下さったのではありませんか? このような形式であんなに良くないものが暴かれました。これら顕示心、闘争心、嫉妬心を解体すべきです。師父の按排と甲さんの手助けに感謝します。心性が向上してきて、私と甲さんはまた打ち解けて、互いに協力するようになりました。

 (続く)

 2010年5月25日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/5/11/223182.html

■関連文章
自我を放下し、同修と円融し、協力しながら向上する
協調と協力について
同修のことを陰で言わない
法輪功修煉者は一体である
同修の死から旧勢力の按配を見る
内に向かって探し 法の下で向上する
師父が叶えて下さった資料作りの夢(一)
監禁されている同修を救うことを重視すべき
困難を乗り越え、大法を修める(一)
同修を助けて悟ったこと