吉林省:教育局の会計士が何度も迫害を受け、再び強制連行される
(明慧日本)吉林省樺甸(かでん)市教育局の会計士・王国芳さんは、法輪功を修煉しているという理由で何度も迫害を受けてきた。2010年6月21日、「610弁公室」の主任・楊宝麟が4人の警官を引き連れ、王さんを長春市洗脳班まで強制連行した。
王さんは2010年6月21日、樺甸市教育局の近くで歩いていたところ、警官に足止めされ、警官は「自宅のタンスから法輪功関連の資料が見つかった」と言い、王さんを署まで同行するよう求めた。王さんは「何の許可があって私の荷物を調べたのでしょうか? なぜ署まで行かなければならないのですか?」と警官に聞いた。警官は質問に答えず、無理やり王さんを車に押し込んだという。
王さんの家族は、王さんが強制連行された情報を知り、「610弁公室」に王さんの行方を尋ねが、確かな返答は得られなかった。後になって独自のルートで調べた結果、王さんは長春市洗脳班に監禁されていることが分かり、当日、もう一人の法輪功修煉者(氏名不詳)が強制連行されたという。
王さん(48歳女性)は、1996年に法輪功を修煉し始め、心身ともに恩恵を受けた。法輪功が江沢民らによる迫害を受けてから、王さんは1999年に陳情した行為を理由に、1年の労働教養を受けさせられた。
王さんは2004年10月、北京に向かう道中で拘束され、長春の黒嘴子労働教養所に送られ、2度目の迫害を受けた。2006年10月、本来なら王さんの労働教養の満了期日であったが、労働教養所は王さんが法輪功の修煉を放棄しないことを理由に、数回にわたって刑期を延長した。家族の努力により、王さんは年末にやっと釈放された。
2008年10月8日、王さんは職場で仕事中、公安局の局長が率いる警官らに強制連行され、長い間留置場に拘束されていた。
王さんが受けた度重なる迫害は、本人だけでなく、家族も巨大な圧力と苦痛を受けている。いつでも共産党の役人らがやってきて、法律など関係なく、家宅捜査や強制連行されることを、毎日不安な中で生活しなければならない。
2010年7月23日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/6/29/226187.html)
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