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同修と協力し合う中で、自分を正し次元を高めていく(一)

(明慧日本)私は30代の男で未婚の大法弟子です。同修と協力し合って真相資料を作る中で、心性を高めていくことについて、ここで皆さんと交流したいと思います。

 私は20代ごろから資料拠点で資料作りの仕事をしていました。当時、私達の修煉の不足により、10数人の資料拠点の同修が同時に強制連行されました。私は刑務所で5年も迫害を受けていたのですが、心の中でずっと旧勢力の按配を否定していました。強制労働を拒否したり、断食したりする方法で迫害を反対していました。最終的に師父のご加持の下で刑務所から出て、再び法を実証し大法弟子としてやるべきことができました。満足心や自己を実証する心と仕事への執着心を取り除き、よりはっきりとした考えを持って冷静にできるようになりました。

 ある時、私は偶然に現地の市内である女性同修と出会いました。彼女も未婚の大法弟子で、しかも私の年齢と近いのです。当時、彼女は資料拠点を立ち上げようと思って、設備を揃えました。しかしやったことがないので、上手にできなかったそうです。私は同修の思いを知ると、とても喜んで彼女を助けようと思いました。それで、私は彼女と2人で真相資料を作るようになりました。

 当時、純粋な気持ちで資料を作り、法を実証できると考えていた私は、自分を厳しく律していました。そのため2人が一緒にいるとき、法における交流、どうやって真相資料を作るかという話以外は、連絡を取り合っていなかったのです。しかしこのようにしても、彼女は強制連行されました。

 私は非常に苦しんでいました。内に向けて探し始めました。私は彼女の私生活に近づいたこともなかったし、2人がとても純粋な気持ちで大法の仕事をやっていたのにと悩んでいる時、彼女の家庭がとても貧しく、年寄りのご両親が病気がちであることを知りました。

 彼女は、このことを一度も私に話したことがなかったのです。他人に無関心の私は同修の彼女に関心を持たず、ひたすら彼女と一定の距離を保とうと考えていました。同修に困難があるとき、積極的に手を差し伸べて助けてあげませんでした。自分が再び失敗を犯し、まわりの同修に迫害をもたらしたことを悔やんでいました。

 私は発正念で彼女をすぐ救い出そうとしましたが、成功しませんでした。しかし、刑務所にいる彼女を見舞いに行ったとき、彼女の修煉の意志を挫けず、迫害を否定し、修煉を堅持し続けていました。私も見舞いのつど、刑務所の背後にいる邪悪を取り除くよう発正念し、同修に力を与え早く出られるようにしました。

 同修達はみな協力し合って真相チラシを配ったり、明慧ネットに投稿したり、手紙やメールまた電話などを通して彼女を救い出そうとしました。その結果、彼女を刑務所から救い出すことができたのです。これは全体が一心になった時に法の強大な力が表れた結果です。

 彼女が戻ると、私は新しい経文と明慧ネットの文章を見せてあげて、彼女の心性も早く高まっていきました。彼女の家庭事情を知った私は、助けてあげたい気持ちが芽生えてきて、自分の妹のように接し始め、彼女も私を大事にしました。彼女にまず法をよく勉強するように勧め、大法の仕事を多くさせませんでした。

 法を絶えず勉強して内に向けて探すと、私は一つの執着・彼女への情を見つけました。これは私の求めているものではなく、私はただ同修間に純粋な協力し合う気持ちが持てるよう願っていました。しかし、この情を取り除いていく時、非常に難しく、私は法を大量に勉強し、時には明け方まで法を勉強しました。三講を読み終えると、情がだいぶ静まっていたのですが、根から取れませんでした。私はできるだけ彼女と接触しないようにしましたが、時間が経つと、彼女のことをやっぱり思い出してしまうのです。

 (続く)

 2010年8月25日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/3/6/219331.html

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