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遼寧省東港市:警官が法輪功修煉者の親戚にまで迫害を加える

(明慧日本)張偉さんの弟・張良さん(法輪功修煉者)と孫小四さんと孫小五さんは2010年10月19日、公安局に呼び出された。警官は署名を要求したが、張良さんは拒否したため留置場に送られた。孫小四さんと孫小五さんはお金を支払って保釈された。張偉さんの二女は警察に呼ばれ、調査され、その後、張偉さんの14歳になる息子が連れて行かれた。張偉さんの夫は一日尋問を受けた。
 
 2010年8月31日の夜、東港市交通派出所の所長・于世年は警察に指示し、はしご車を使用して家の窓ガラスを割り、張偉さんを逮捕しようとした。これを聞き付けた親戚や友達が駆けつけ、抗議した。その間に張偉さんはその場から抜け出した。警官は狂ったように張偉さんを探し、付近を見張り、私服警官を使って親戚や友達を追跡し、捕まえたら報酬を与えるとインタネットに掲載し、一カ月以内に逮捕すると宣言した。
 
 張偉さんが見つからないので、その日に現場で張偉さんを助けた人を逮捕し、指名手配した。孫小四さんと孫小五さんは2010年9月28日に指名手配され、お母さんを逮捕しに来た時に親戚に電話をしたという理由で、張偉さんの娘は2010年10月に指名手配された。
 
 2010年10月21日、警察は張良さんの母の家に張良さんの拘留証明書が送られてきた。
 
 中共が法輪功を迫害して11年、610弁公室と東港市公安局は中共に従って、法輪功を迫害している。1999年7.20から現在まで、強制連行され、留置場、労働教養へ送られ、罪名を着せられた法輪功修煉者は数え切れないほどだ。身障者になり、精神病院に送られ、死亡し、仕事を失い、家族が離れ離れになり、路頭に迷う生活をせざるを得なくなる人もたくさんいる。東港市は中共の迫害をひどく受けている地域である。2009年12月22日、東港市公安局、国保(国家安全保衛大隊)と各派出所などが約100人を動員して、同じ時間に法輪功修煉者の逮捕に充てた。約14人の法輪功修煉者が連行され、多くの法輪功修煉者の親戚も連行された。
 
 その時、警官は張偉さんの家に侵入した。当時、張偉さんは外にいたため、逮捕されなかった。しかし、十数人の警官は家にいた張偉さんの夫・孫鳳昌さんの服をすべて脱がせ、暴行を加えた。孫鳳昌さんは血だらけになった。部屋のドアが壊され、家具と物が無造作に散乱している。寒い日にもかかわらず、パンツだけ履かせた孫鳳昌さんをパトカーに乗せ、大東公安分局に送り込んだ。
 
 張偉さんの親戚は、迫害された孫鳳昌さんの姿や、めちゃくちゃにされた家を撮影し、ネットで暴露した。東港市公安局は張偉さんを逮捕できず、名誉と利益を手にできず、さらにネットで悪事を暴露された。そのため、張偉さんの家族に対する迫害はさらにひどくなった。
 
 張偉さんは東港市で最もひどく迫害を受けた。さらに、最も多く自分の迫害を暴露した一人です。2000年12月に東港市公安局の王潤龍などに強制連行されたが、子供はまだ小さいため釈放された。2002年4月、再逮捕され、夫の孫鳳昌さんも拘禁され、残酷な迫害を受けた。張偉さんは7年の刑の不当判決を言い渡され、瀋陽大北刑務所(現在は瀋陽女子刑務所)に収監された。収監中、迫害を受け、命の危機にさらされたことがある。遼寧省瀋陽監管病院で、五臓が病気だらけだと診断され、これを知った家族は抗議し、張さんは2003年の初めに一時出所を許された。 

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 
 
2010年11月04日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/10/26/231480.html

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