遼寧省:東港市裁判所、法輪功修煉者3人に不当判決
(明慧日本)遼寧省東港市裁判所は、法輪功修煉者の鄒吉令さん・王福華さん・王春華さん3人に対して、秘密裏に開廷した。その結果、当裁判所は法律と事実を無視し、吉令さんに懲役10年、福華さんに7年、春華さんに7年の不当判決を下した。
2010年7月、同裁判所は東港市の政治法律委員「610弁公室」の指示を受け、同市公安局と同市検察院と結託して、上記の修煉者3人に罪を着せて裁判を起した。
法廷で6人の正義ある弁護士は事実と憲法に基づき、証拠を偽造したことなど、法律を無視して中共(中国共産党)の権力のもとで動いたことなどを暴き、その違法性を指摘した。裁判長や検察官はしどろもどろで返答に困った挙句に裁判を続けられなくなり、早々に閉廷した。このような裁判が同裁判所により3度も繰り返された。
その後も、さらに3人の修煉者が秘密裏に不当判決を下された。2010年8月3日、福華さんが瀋陽女子刑務所へ移送された。春華さんと吉令さんは上訴を続けたが、依然として不当に拘禁されていた。
中共当局は法輪功修煉者に対し、法律で定められた手続を無視して、開廷中でも故意に休廷の名目で、秘密裏に何ら証拠もないまま罪を着せて迫害する方針を取っている。この休廷の名目は、迫害を隠蔽するための偽装工作で、正義ある弁護を妨害しようとしているのだ。
修煉者に対する裁判は秘密裏に開廷されるか、法的手続きに従わず不当に起訴され、弁護士を妨害し、当事者の家族に傍聴させない。不当判決を下した中国の裁判長は、「610弁公室」からの指示を仰いだ結果だと言っている。
2010年8月24日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/8/17/228464.html)
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