李洪志先生はバスの乗客全員の命を助けてくださった
文/法心
(明慧日本)私は内モンゴルの錫林郭勒盟南部の小さな町に住んでいます。私の近所の法輪功修煉者・王さんは今年80歳で、法輪功を修煉して、体がとても元気になりました。王さんはいつも気楽に自由自在に自転車に乗り、友達や昔の同僚を訪ねては話をし、そして、大法の素晴らしさや不思議な力を話しています。
今年の「10.1(中共政権樹立日)」の間、私が王さんの家に行った時、王さんの外孫・小輪(仮名)さんも来ていました。小輪さんは中学3年の女生徒です。小輪さんは私と王さんのいる部屋へ、奥の部屋から出てきました。小輪さんは私を見て微笑みながら、私に向かって合掌しました。小輪さんは「私はおじいさんから、これは佛家の礼儀作法だと教わりました」と言いました。私はその時、この子供は本当に純朴で、このような形で私に敬意を表しているのだと思いました。小輪さんはすでに『転法輪』を読んでおり、しかも読んだ後の感想文を書き、それを私に見せてくれました。引き続き、少し前に遭遇したある出来事を話してくれました。
9月のある日、小輪さんは用事で母親と一緒にバスで北京へ行き、先に張家口に寄り、それから北京行きのバスに乗り換える予定でした。バスが張北県を過ぎて、高速道路に入ってから、運転手はスピードを上げ、大型バスは飛ぶように高速道路を走りました。
「災難は事前に予想できない」という言葉があります。大型バスは高速道路に入って間もなく、故障が起き、ハンドルとブレーキが利かなくなりました。運転手は方向とスピードを制御することができず、大慌てで、車内の人も皆慌てました。その時、小輪さんも驚いて茫然としたと言います。間もなく交通事故が発生するでしょう。このとても危険な時に、小輪さんの脳裏にある一念がひらめきました。おじいさんは災難に遭った時、誠心誠意に心から「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と念じれば、吉祥が現れ、福報を得ると言っていました。小輪さんはすぐ「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい。李洪志先生(法輪功の創始者)、私とバスの中の人達を助けてください」とずっと念じ続けました。何回か念じた後に、奇跡が起きました。猛スピードで走っていたバスは、ガードレールにぶつかって止まりました。道路沿いの深い溝への転落を避けることができたのです。小輪さんは法輪大法の不思議な力に感動し、涙が流れました。他の乗客たちの命も助かりました。
事故後、乗客の1人が小輪さんに「あなたは法輪功を修煉していますか?」と聞きました。小輪さんは「私のおじいさんが法輪功をしています」と答えました。
このことがあって以来、小輪さんは、大法弟子が世の人々に法輪功の真相と「三退」を勧めることが本当に人の生命を救うことだと認識しました。小輪さんは「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と分かり、真相もはっきり分かり、中共(中国共産党)の関連組織から脱退することが、生命の助かる望みだと分かりました。
北京から帰って来てから、小輪さんはおじいさんの家に行き『転法輪』を拝読し、そして感想を書きました。小輪さんはその中で、「大法弟子はとても偉大です。李先生が私と私の母、そしてバスの乗客を救ってくださり、感謝いたします。私は法輪功を修煉していませんが、私は永遠に『転法輪』を学び、おじいさんを応援します。おじいさんは私に『明慧週刊』を読むように勧めてくれました。私は李先生を尊敬します。おじいさんを愛します。私は文章をうまく書けませんが、これらはすべて私の本心です」と書いています。そして、小輪さんは最後に丁重に書きました。「私はよく考えました。私は脱退します」
小輪さんはすでに共産主義青年団と少年先鋒隊から脱退しました。また、ふだん不愉快なことに遭った時、腹が立ちそうになった時、『転法輪』の法理に照らして、自分を律しています。
2010年12月03日
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