日本明慧
■印刷版   

吉林省:建築士が信仰を放棄しない理由で受けた迫害の数々

(明慧日本)吉林省琿(グン)春市の琿春林業局建築士・黄家珍さんは法輪功修煉者である。黄さんは法輪功を修煉する前に病気を患っていたため、仕事をよく休んでいた。黄さんは法輪功を修煉してから、「真・善・忍」に基づき、自分を修め、健康な身体を取り戻し、さらに道徳基準の高い人間になった。
 
 しかし、1999年7月以後、中国共産党による法輪功への弾圧と法輪功修煉者への迫害が始まったため、黄さんは自分の信仰を放棄しないことで、さまざまな迫害を受けてきた。中には、2001年、警官に連行され、悪質な拷問を受けた。2004年と2009年には、2回も労働教養を科された。
 
 2001年11月29日昼、黄さんが家で昼休みをしていたとき、林業局の局長、書記などの参与の下で、警官に林業局公安局に強制連行された。黄さんは公安局で女性の警官に蹴られたり、殴られたりされ、足があざだらけになってしまい、その上、3階の拷問する部屋に連行され、黄さんは手錠をはめられ、丸々二日間にわたって宙吊りの状態を強いられた。
 
 その後、黄さんは釈放により拷問を免れたものの、放浪生活が余儀なくされた。4カ月後、黄さんの夫は、黄さんが失踪したという理由で離婚を申し込んだ。2003年2月に黄さんがやっと家に帰られたが、夫はもうすでに家にいなかった。
 
 2004年4月12日、琿春林業局のリーダーらは、同市の「610弁公室」、国保(国家安全保衛)大隊の警官と結託し、黄さんの仕事場で黄さんを強制連行した。その後、黄さんは法輪功の修煉を放棄しないとして、1年の労働教養処分を下された。
 
 2009年9月1日、警官は黄さんの実家に侵入し、何の令状も提示せず、食事中の黄さんをいきなり引っ張り出し、強制連行した。その後、黄さんは再び1年の労働教養処分を下された。
 
 黄さんは労働教養所で残虐な拷問を受けた。過酷な労役や灌食、スタンガンでの電撃ショック、直立不動の体勢を長時間強いられるなどの虐待をしばしば受けた、「死人ベッド」に丸々7日間縛られたこともあった。黄さんは迫害によって体が極度に衰弱していた。
 
 1999年以来、「610弁公室」と公安局は黄さんに対して、監視、尾行、電話の盗聴、嫌がらせなどを続いていた。いわゆる「敏感日」になると、警官らは、黄さんへの監視を強めてきた。黄さんと黄さんの家族に多大なダメージを与えた。琿春林業局は2002年4月から2003年4月までは黄さんの給料を11カ月分、2004年年4月から2005年10月まで給料の17カ月分をカットしたため、黄さんの生活を困らせた。
 
 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 
 
2010年12月03日

■関連文章
吉林省:四平刑務所における悪質な灌食の実態(写真)
吉林省女子労働教養所、驚がくする迫害の実態
吉林省:老婦3人が不当監禁を受ける
吉林省:法輪功修煉者が10年間迫害され右手不自由に
吉林省:高校教師が労働教養所で迫害され、重症の肺結核を患う
吉林省:舒蘭市実験中学校は610弁公室と結託して教職員を迫害する
吉林省:年配の修煉者は法輪功の真相を伝えて強制連行される
吉林省農安県:法輪功修煉者は長期に迫害され死亡
吉林省:舒藍市の法輪功修煉者が受けた迫害
吉林第二刑務所が法輪功修煉者を迫害した事実