日本明慧
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師を信じ、法を信じて、正しい道を歩む(三)


文/中国河北省の大法弟子

(明慧日本)後に、自分がまだ正しく行ってないことに気づきました。警官を怒らせずに、早くことを終わらせたくて、警官の話に応じ、師父が要求されたように正々堂々と行いませんでした。私は繰り返し自分に問いかけました。「全宇宙の生命は私が師父の弟子であることを知っており、いまさら何を隠そうとしているのか? 師父に顔向けができるのか? この数年間どんな厳しい関門も乗り越えてきたのに、いまさら何を怖がっているのか?」原因はここしばらく学法が足りず、安逸を求める心が強く、正念が足りませんでした。そのため今回の迫害にあったのです。
 
 私は師父の『洪吟二』「哀しむなかれ」を暗誦しながら自分の一つ一つの念を正しました。この期間、他の同修が私のことを警官に話したため家宅捜索を受け、大法資料と現金を差し押さえられました。私の「罪」は大きく労働教養処分の判決を下されました。私は発正念を強化し、迫害を否定しました。私は、師父の弟子で師父が私を管理されており、漏れがあったとしても、法の中で正せばいいので、邪悪はこれを理由に迫害してはならず、私はここから出て自分がやるべきことをやらなければならないと思いました。
 
 私は36日間監禁され、29人に三退させました。私は出所してから三退した人の名前をインターネットに登録しなければなりません。私は師父に加持を求めました。私を逮捕した警官は、私を労働教養所に送る途中、「今回は絶対お前を労働教養所に入れる」と言いました。私は強固な態度で「あなたの一言で決められるものではありません。私の師父が決められるのです」と言いました。身体検査が終わったあと、各項目は全て合格で、手続き寸前でした。私が発正念をしていたとき、転機がありました。監獄の医者は私たちをもう一回検査するように言いました。再検査の結果不合格となり、労働教養所には入りませんでした。そこで、その警官は慌てて医者に説明し、人を探していろいろ話をしましたが無駄でした。師父の保護の下、警官は私を家まで送りました。途中で、警官はいきなり頭を抱いて大声で「お前を釈放して家まで送っているが、まだ私のことを恨んでいるのか?」と言いました。私はまた正念の威力を体験しました。
 
 もう一回の出来事ですが、ある日、警官が「転向書」といろいろな資料をもって私の家に来ました。一通り目を通してから、署名するように言いました。私は「どのように転向すればいいのですか? 良い人が悪い人に転向すればいいのですか? 本当にくだらないことです。これを持って帰りなさい」と言うと、彼らは気落ちして帰りました。
 
 (完) 
 
2010年12月15日

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