日本明慧
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神韻を紹介する機縁を大切にし、根本から観念を変える(一)


文/アメリカの大法弟子

(明慧日本)この数年、いくつかの地区では神韻チケットの販売速度が遅く、ある時期にはチケット販売が停滞してなかなか進みませんでした。その原因は何かと探しました。
 
 実際、他の空間のことは師父が全部やってくださいました。人の空間は、私たち大法弟子の成すことによって決められたのです。人間では、何の要素がチケット販売を遮っているでしょうか? 私は、大法弟子が長期にわたって観念と行為を変えなかったからだと思います。本当に真に修めれば、自分の一つの考え、一つの念をとらえ、法で自分に起きたすべてのことを考えて判断すべきです。
 
 一、まず、全体が何を必要としているかを考える
 
 「私はこのようにやりたい、私はそのように変えたい」、「私はいかに調整し、いかに改善したい」「私はまだいいアイデアがある」「私はいつも頑張って神韻のことをやった」「私はもう全力を尽くした。私は多くのやり方を用いてやったが、効果があまり良くない」
 
 ある同修は1人で4時間をかけて車を運転し、隣の都会に神韻チケットの販売を手伝いに行きました。ガソリン代がかなりかかりました。ある日、彼は同修2人を乗せ、同じく4時間をかけましたが、ガソリン代は自分1人のときより安くすみました。彼は師父に励まされたことが分かり、同修の活動に利便さを提供すべきだと理解しました。
 
 ですから、観念を変えることがカギです。私のため、我のためから、他人のためへ変わるべきです。大法の仕事をするとき、全体が何を必要としているのか、人を救い済度することに何が必要なのかを見つけて行ないます。
 
 私たち一人一人は自分の堅持したものを放下し、無条件で全体のニーズに協力し、法で自分を照らして自分の行動を変えれば、また大法の仕事をするとき、まず全体が何を必要としているかを考えれば、チケットの販売は前に進むことができます。
 
 ニ、利益を求める心を取り除く
 
 クリスマス前、買い物に来る人がますます多くなっているので、自分もショッピングセンターで場所を借りて雑貨を売り、お金を少し稼ごうと考えました。
 
 私は、同修からショッピングセンターへチケットを販売しに行くという呼びかけメールをよく見ましたが、無関心でした。
 
 私はショッピングセンターの管理室へ行き、受付にいる女性に売り場を借りる申し込みをしましたが、その女性は軽蔑なまなざしで場所がないと断りました。なぜ入って少し話すとすぐ断られたかを考え、支配人に聞くほうがいいと思いましたが、結局、その女性の上着に付けているカードを見ると、彼女が支配人でした。
 
 彼女の態度と表情を振り返って見ると、私は目覚めました。クリスマスはチケットを販売するよいチャンスです。人々は神韻を待っていますが、私は自分の商売を神韻チケットの販売より前に置きました。この支配人は「自分を見つめてください。どのように修めているでしょうか? 今は何の時期でしょうか? まだ目覚めていないのでしょうか?」と私に言っているようでした。
 
 私は自分の執着を前に置き、知らないうちに人心を養っていて、衆生のことをまったく考えていませんでした。今回、自分は大法を最優先に置いていないことが暴露されました。私は、個人の利益を求める心が現われると、すぐ抑えて解体しました。
 
 三、全体学法の環境を大事にする
 
 法を正す時期の全体学法は学法だけではなく、全体の向上、全体の協力の需要でもあります。しかし、我が地区では、全体学法の参加者がますます少なくなりました。これは観念のせいだと思います。
 
 数年前、私はある地区で学校を通り、そこにあるグループ学法に参加しました。しばらくして、私は同修の体験談が浅いと思い、あまり積極的に参加しませんでした。その後、私はこれが私心だと認識し、「自分に有益であれば行き、なければ行かない」という心でした。
 
 私は大法の中で求めているではないでしょうか? 私は学法に行くべきです。彼らは全体の一員ですが、私も全体の一員です。彼たちの交流には限りがあったと感じますが、自分はこれを円融すべきです。私は今日まで、地区の全体学法の参加を堅持しました。師父は次のようにおっしゃいました。「皆で一緒に法を勉強することは私が皆さんのために切り開いた環境であり、皆さんのために残した形式です。やはりこのようにすべきだと思います。なぜならば、これは実践してきたことであり、このような修煉が学習者を最も早く向上させることができるからです。自分一人で修煉していれば、あなたの向上を促進する要素はありません。大法弟子として、師父の言うように行うと皆さんは言ったのではありませんか? 大法弟子として歩むべき道を正しく歩まなければならないのだと言ったのではありませんか?」(『各地での説法六・アジア太平洋地区学習者会議での説法』)
 
 (続く)
 
2011年01月11日

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