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河北省:冀州市の法輪功修煉者に懲役5年の不当判決

(明慧日本)河北省冀州(きしゅう)市の法輪功修煉者・夏同木さんは2009年9月に強制連行された。さまざまな拷問を受け、2010年3月に中国共産党(以下、中共)のコントロール下による裁判によって懲役5年の不当判決を言い渡された。法廷で弁護士は、無罪の夏さんを中共が強権を使って卑劣な手口で陥れている行為を指摘し、強く非難したが、中共支配下の裁判長は強制的に判決を下し、夏さんを唐山市にある冀東刑務所に移送し、監禁した。
 
 夏さんの家族(妻、娘と息子)は現在、彼の安否を非常に心配している。60歳を過ぎた妻は、突然の不当判決や夫の健康を心配して、精神状態が不安定になっている。非常に幸せであった家庭が壊滅状態に追い込まれた。
 
夏同木さん

 夏同木さん(62)は河北省の徐庄郷馮家庄村に在住。1997年に法輪功の修煉を始めて、病気だらけだった夏さんはとても元気に生まれ変わった。「真・善・忍」で心を修め、より良い人間になるために努力し、日々を送っていた。しかし、1999年7.20から中共の江沢民一派によって法輪功は理由なき迫害を受けてきた。夏さんは法輪功の無罪を訴え陳情したため、数回にわたって強制連行され迫害された。
 
 1999年10月、夏さんは無実の罪を着せられ、冀州市留置場に47日間監禁され迫害を受けた。釈放され、天津に住む親戚を訪ねたが、徐庄郷政府は陳情に行ったと言いがかりをつけ、何の証拠もなしに強制連行し、1000元を罰金として支払わせた。
 
 2003年3月、夏さんは冀州市公安局の副局長の李建軍、政保科の趙国勝らによって自宅から強制連行され、15日間も監禁され拷問を受けた。
 
 2000年5月20日、徐庄郷政府の李英豪が率いる中共関係者が徐庄郷公安出張所の警官らと結託して、夏さんの自宅に突入し、自宅から無関係の夏さんを連行し、郷政府まで連行した。そこで、スタンガンなどで暴力を加えてから冀州市留置場に護送し32日間監禁した。この32日間、毎日非人道的な拷問を受け、体中が傷だらけになり、精神状態も不安定になった。
 
 2009年9月18日、衡水国保(国家安全保衛)大隊の警官・冀州市公安局・610弁公室は結託して夏さんの自宅に再び侵入して家の中を荒らし、パソコンなど貴重品を持ち去った。夏さんも強制連行され、衡水留置場で拷問され、冀州市留置場に護送された。
 
 夏さんを半年間虐待した後、冀州市の中共当局の公安・検察と裁判所は、夏さんを陥れるよう共謀し、懲役5年の不当判決を下した。冀州市裁判所の夏其増は、無実と知りながら不当判決を下した。
 
 夏同木さんへの判決は全く法律に基づいたものではなく、事前に計画を立てて、罪に陥れるため形だけの法廷を設けた。夏さんの弁護士は、すべての告訴内容の無実を完全に否定したが、中共が支配する法廷では弁護士と法律の根拠とは形だけのものになっていた。
 
 法輪功を迫害してから、中国共産党は法輪功の修煉者に対する判決で一度も法律に基づいて行動したことはない。法輪功への迫害そのものもすべて中傷・嘘・デマと詐欺に基づいたものであり、法的根拠は全くない。 
 
2011年01月16日

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