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再び大法を修煉して三種類の癌が完治


文/中国湖北省の大法弟子・新生

(明慧日本)私は、かつて法輪大法の小弟子でした。大法が迫害を受けるようになってから、だんだんと大法の修煉から遠ざかりましたが、師父は幾度となくご啓示をくださいました。しかし、私は悟ろうとしませんでした。しまいには命を奪いに来た三種類の癌に罹り、私は再び大法の修煉を始め、師父に新しい人生を与えていただきました。
 
 一、修煉して恩恵を受ける
 
 私は1997年に大法の修煉を始めました。当時13歳だった私は、『転法輪』に書かれている現象が私の身に現れ、とても素晴らしいと感じていました。たとえば、修煉を始めたばかりのころは、静功を煉功すると、それまで静かだった環境が騒がしくなっていました。私は肉を食べるのが好きでしたが、修煉を始めてからは肉を食べると生臭く感じ、嘔吐しそうになりましたが、師父が私の執着心を取り除いてくださっているのだと分かりました。私は幼いころ胃腸が弱く、よく風邪をひいては下痢をして発熱し、鼻血が出ていました。その病状は治療して完治していたのですが、修煉を始めたことでまた現れ、身体を浄化して、病業が根本から取り除かれました。私は大法の恩恵を多く受け、修煉を続ける決心をしました。
 
 二、迫害を前にして方向性を失う
 
 しかし、災いは意外なところからやってくるものです。1999年7.20、悪らつな中共(中国共産党)は法輪功に対して迫害を始めました。父親は大法が公正に扱われるように、同修と北京へ陳情に行きました。その後、公安局は度々我が家にやってきて、私と母親(その当時は常人)に「大法に関する書籍を提出するように、書籍を提出しなければ父親の仕事を解雇して、労働教養所に送り、実刑に処す」と脅迫しました。母親は私に「修煉をやめて、やめなければ父親と同じように迫害されるから」と説得しました。そのときの私は修煉を続ける意志が弱く、それに学法もまだ不十分だったため、母の話に一理あると思うようになり、修煉を放棄してしまいました。
 
 三、啓示を前にしても精進しなかった
 
 それから私は大学生になり、師父は幾度となく修煉に戻るように啓示をくださいました。父親も修煉を放棄しないように、修煉の大切さをよく話してくれましたが、頑迷に固執していた私は悟ろうとしませんでした。ある日私は、交通事故に遭い、軽傷で済みましたが、実際は師父が守ってくださったことを悟ろうともせず、常人と同じように楽しい日々を過ごしていました。
 
 私は大学を卒業して理想とする職業に就き、物質的な優越がさらに私を有頂天にさせました。私の頭に「修煉」という文字がなかったのです。いかに常人の優越な生活を享受するかにありました。甚だしきに至っては、父親が私の携帯電話に送ってくれた師父の経文を削除してしまいました。私の記憶では、父親と雑談していた際、父親は私に「理想的な就職ができたのは大法のおかげだ、師父と大法に感謝しなければならない」と言いました。しかし、私は父親の話を気に止めず、傲慢な口調で「それは私が努力した結果だ」と言いました。
 
 結婚した私は、さらに新婚生活の喜びに浸り、義父と酒を酌み交わし、歓談する日々が続いていました。父親は私の生活ぶりを見て「酒を飲むのはやめるように」と言いましたが、話を聞かない私を見て、父親はため息をついていました。
 
 四、棒喝の下に目が覚めた
 
 私は常人の素晴らしい生活を享受している中で、危険な崖っぷちに向かって進んでいたとは知りませんでした。2010年8月30日健康診断の結果、肝臓癌と診断されそのまま入院しました。9月1日、癌の専門病院に転院しました。転院するまでの間、父親は「大法の修煉に戻るように」と言いました。当時の私は常人の心が強く、または旧勢力にコントロールされたこともあって、父親の話を受け入れず、癌の専門病院で治療を受けることを堅持しました。そして、転院先の検査の結果、肝臓癌だけではなく末期の直腸癌、前立腺癌も発見されました。
 
 私はやっと、ことの重大さを知り、「命を奪いに来た大劫難から脱出するためには、大法を修煉するしか方法がない」と初めて思い、再び大法の修煉を始めました。病院で父親と学法して煉功し、発正念を行い、真相を伝えていました。するとある時、肝臓に激痛がはしり、豆粒ほどの汗がとめどなく流れましたが、私は依然として座禅をしたまま、父親と『論語』を暗唱していました。
 
 奇跡はすぐに現れました。肝臓の痛みは消え去り、食欲も出てきて、それまで真っ青だった顔色に赤みが差し始めました。そこで私は「病院は大法弟子がいる場所ではない」と悟り、すべての治療を断って家に戻りました。同時期に母親も修煉の道に入り、地元の同修と学法して交流し、同修の多くの励ましと手助けを得ることができました。私は「法理に基づいて心性を高めることが、身体を変える要であり、常人の心が多ければ、旧勢力に迫害され魔難の中で苦しまなければならない」という法理を理解することができました。
 
 修煉を続ける中で、魔難が軽くなった私に常人の心が現れました。嫉妬心や、安逸心、恐怖心、歓喜心などが現れて魔難が重くなり、健康な両親がよく食べ、よく寝るのを見ては嫉妬心が現れ、また魔難が去れば安逸を求める心が現れるのです。これらの心はどれだけ汚れた心なのでしょうか! 師父が私の生命を延長してくださったのは、師父の正法を手助けするためであり、常人の生活を楽しませるためではないのです。
 
 師父はおっしゃいました。「一部の学習者には、もう一つの誤った認識がありますが、つまり法輪大法を修煉すると、保険をかけているかのように肉身が死ぬことはなくなると思っています。わたしたちは性命双修の功法であって、修煉者は修めながら生命を延長することができますが、一部の人は世間法での修煉で精進しておらず、いつも同じ次元の中で徘徊してしまいます。大いに苦労して一つの次元を高めたのち、結局またもや、その次元の中で徘徊しているのです。修煉は厳粛なことであり、定められた寿命で死なないことはなかなか保証できません」(『精進要旨』「明示」)
 
 師父のご啓示により、私は目覚め、勇猛邁進することができました。慈悲で偉大なる師父は、私のような意気地のない弟子でも見捨てることなく、私の命を奪いに来た三種類の癌から救出してくださいました。短期間で三種類の癌を完治させるという奇跡を作り出せるのは、大法しかありません。佛恩の広大さは、言葉で言い表すことができません。今後、必ず常人の心を修煉によって取り除き、師父がおっしゃった「三つ」のことをしっかり行い、師父に手伝って法を正し、師について真の我が家に帰ります。 
 
2011年02月06日

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