日本明慧
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自我を放下し、神韻の宣伝活動に協調する(一)


文/ベルギーの西洋人の大法弟子

(明慧日本)私は1999年に修煉を始めてから今日まで至り、法を正す進展の速さを感じました。
 
 私は過ぎ去った過去を思い起こして、何回か壁に当たったことを経験し、私ははっきりとこれらが私の執着を取り除くためであったと気づきました。振り返ってみて、時には本当に難しく、特に困難に遭ったとき、自分の欠点を探さずに心を閉ざし、逆に避難どころを探していました。何度も行き詰まりを経験しましたが、今は、これらの経験は私が執着を取り除くチャンスだったとはっきり分かりました。巨大な山のような執着は私の心の中でゆっくり風化されて解体されました。私の体は明らかに変化しました。修煉の当初、私は自分をとても固持し、閉鎖的で寛容できない性格でしたが、今はさらに寛容になりました。
 
 私から見て、自己を克服し、法に溶け込んで修煉者と一緒に強大な全体を形成するという挑戦は、ベルギーでの神韻を開催する間、特に大きかったのです。本日、私はこの過程で自分の理解と経験、及びどのようにヨーロッパで神韻をさらにしっかり広めるかについて自分の認識を申し上げます。
 
 神韻は3年前に初めてベルギーを訪れ、今日までアントワープで2回、ブルッヘで1回、ブリュッセルで1回公演しました。毎回の開催の経験はまったく異なります。公演が成功するか否かは、全体の修煉状態を反映していました。
 
 全過程の一歩一歩は、劇場探し、契約、企画、スポンサー探し、各種のチケット販売の活動、公演中の各仕事をしっかり行うまでの間に、すべての議論を一つにまとめ、どのように仕事に着手し、決定するかということです。すべてのこれらの具体的な仕事をするとき、法の需要のもとでこれらの仕事をするかしないか、神韻を本当に大切にしているかいないか、他の同修に対してどのように接するかどうか、自分のことを放下できるかできないか、至る所で現れました。
 
 私たちによく起きた論争は、各決定が合理的かつ実際に実行に移してよいかどうかということです。私たちは各決定をするとき、表面上、この次元の現実問題でどのようにバランスを取るか、深くまで師父を真に信じているかどうかの状態が現れます。提出された公演の日程、あるいはある特殊な場所での公演に対し、修煉者たちは「これは可能でしょうか」、「普段はこのようにしていません」という人間の考えが現われました。もちろん、私たちは師父の法身はすべてを按排できると分かっていましたが、わずか数カ月の準備期間で? 数回の公演で? 何の経験もない都会で? 無理ではないか? などと私たちの疑う心、正念が十分にあるかないかが現れます。
 
 例えば、2010年の公演日程の企画はまさにそうでした。当時の状況は良くなかったため、私たちは何をやっても、纏足をしている女性のように小さい足どりでした。ブルッヘで1つの劇場を選びましたが、この地区での経験がなかったため、私たちは非常に慎重でした。多くのベルギー修煉者にとって、その劇場はとても遠く離れていました。現地の人たちの考えも分かりませんでした。数回の検討を経て、私たちはその劇場で一回の公演を慎重に決めました。劇場の支配人はブルッヘのような都会にとって、1日の使用で十分だと再三強調しました。それで、私たちは満席にして、翌年の公演によい宣伝になるようにと思いました。このようにして、私たちは注意深くチケットの販売を始めました。
 
 私たち全体の協調は、以前よりずいぶん良くなりました。同修たちはみな積極的に参加し、仕事がとても順調に進み、一つ一つの事が企画どおりに進行していましたが、突然、神韻芸術団が1日早めにブルッヘに来るという知らせが来ました。その日、劇場がちょうど空いていたため、自然に公演を1回増やすことになりました。
 
 実際、私たちの多くは、これが私たちに人間の考えを克服する暗示だと分かりました。私たちはただ時間をかけてこの変更を完成させるだけです。私たちは完全に師を信じることが要求され、この全体に対して十分な自信を持つことを学ぶ必要がありました。師父が1999年『アメリカ西部法会での説法』でおっしゃった修道の物語のように、道を学ぶ人は彼の師父を信じ、酒つぼに飛び入ると、中はなんと別天地で、1つの広い世界でした。
 
 一歩一歩、私たち全体は常人の考えを突破し、全力で2回公演を成功させようとしました。2回公演のチケット販売率は良く、観客一人一人は皆、心からの喜びを持って来場して鑑賞し、反響が非常に良かったのです。2日目の公演の中で、宇宙の一部の光景が私の目の前に現われ、劇場全体に巨大なエネルギーが浸透しました。これは、師父が私たちに、要求を成し遂げれば妨害が少なく、衆生を救い済度する師父のすべての按排が最大な作用を果たせると啓示されたのです。
 
 (続く)
 
 (2010年ヨーロッパ交流会で発表) 
 
2011年02月09日

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