山西省:懲役11年の不当判決を受けた法輪功修煉者、人権を蹂躙される
(明慧日本)山西省太原市に在住の元中学校教師・康淑琴さん(68)は山西省女子刑務所で9年間にわたって獄中生活を強いられ、拷問などの迫害を加えられてきた。
康さんは2002年、太原市杏花嶺公安分局の警官に強制連行されてから、不当拘禁の間に裸にされたまま滅多打ちされた。そして、懲役11年の重刑判決を言い渡された。
康さんは刑務所で、信仰を放棄する目的で指導員・焦慧卿による睡眠のはく奪や生活用品の受領・購入禁止、面会禁止、多種の拷問手段でさんざん人権を蹂躙されていた。その間、拷問で腰痛がひどく走ったが、家族からシップを受け取ることさえ許されなかった。
一方、康さんの息子・侯さんは中共(中国共産党)の法輪功への弾圧政策のもとで何度も労働教養を科せられた。夫は妻と息子が迫害されていることにショックを受けて突然、倒れて寝たきりの生活に陥った。また、康さんが迫害されてから、当局に公務員としての定年退職金の支給を差し止められた。
山西省女子刑務所は、法輪功修煉者に対する悪質な迫害手法や不当監禁などを実施している。そして、迫害を隠蔽するための偽装工作で外界を騙そうとしている。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
2011年03月18日
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