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黒竜江省:法輪功修煉者が強制連行され迫害される

(明慧日本)黒竜江省ハルビン市阿城市区に在住の法輪功修煉者・黄鉄波さんは、阿城市区穀物倉庫の職員だった。黄さんは2002年から2年間、身柄を不法に拘禁され、労働教養所に送られたことがある。その後、黄さんは2007年7月に再び強制連行され、3年半の実刑判決を言い渡された後、呼蘭刑務所、大慶刑務所に移送され、迫害を受けた。
 
 2007年7月24日の夜、黄さんは法輪功修煉者・黄富軍さんらと共に、阿城市区松峰山馬站村で真相資料を配っていた際、松峰山派出所の警官によって強制連行され、派出所で2人の警官から殴打された。1人の警官は足で黄さんの頭を踏み、もう1人の警官は腿を押さえて革靴で足の指を踏んだ。さらに夜になると、もう1人の警官が加わり、黄さんに残虐な拷問を加えた。
 
拷問の実演:殴打

 黄さんは松峰山派出所で不法に1 日半拘禁され、その間、食事と飲み物は与えられなかった。その後、黄さんは迫害に抗議するため断食を行い始めた。そのため、黄さんは警官らによって2日間連続して灌食の拷問を受け、鼻から食料を注入された。黄さんが苦しくてたまらなくなり口を開けると、警官らは黄さんの口に食料を無理矢理注入した。
 
 2007年11月末、法廷での審判は公開される予定であったが、 城裁判所は突如予定を変更し、予定よりも早くに開廷した上、 弁護士を脅迫して、このことを家族に知らせることを妨害した。このような状況で、黄さんは3年半の実刑判決を宣告され、呼蘭刑務所に移送された。
 
 2008年の元旦、黄さんは呼蘭刑務所に収容されるとすぐに着物を脱がされ、裸のまま壁に向かって直立不動の姿勢を強制された。黄さんは半日も寒さに震え続け、ようやく服を着ることを許された。さらに警官らは、受刑者を扇動して黄さんに転向文を書くことを強要した。黄さんが転向文への署名を拒否すると、黄さんは夜通し直立不動の姿勢を強制され、眠ることをも許されなかった。
 
 呼蘭刑務所で受刑者は、毎朝3時に起き、夜9、10時まで働くことを強いられる。、もし誰かが仕事のノルマを達成できなければ殴打される。呼蘭刑務所では、毎日泣き声や悲惨な叫び声が絶えないという。また、刑務所の警官らは、受刑者に法輪功修煉者の体に蚤(のみ)を投げることを命令した。もし誰かが、法輪功修煉者への拷問に加担しなければ処罰される。
 
 2008年4月1日、黄さんは再び呼蘭刑務所から大慶刑務所第7大隊に移送された。黄さんは、囚人服を着ることを拒否したため、中隊長の張春生に顔面を殴られ、警棒でひどく殴打された。さらにその後、黄さんは便所に閉じ込められた。結局、黄さんは囚人服を着ることを拒否し続けたため、大慶刑務所では1年間、たびたび食事を与えられなかった。 
 
2011年05月18日

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